「Silence in the wind」歴代ソアラの中では最後のモデル(のちにレクサスSC)になります。40ソアラをこの度新入庫として仕入れをいたしました。最初にお伝えしたい内容があります。
今回の個体は、下取り車として当店に入庫をいたしました。業者オークションでの仕入れではありませんので、「修復歴あり」としております。グレードに関しましては、ボディカラー選択がコスモシルバーのみになる、
「ノーブルカラーエディション」になりますが、前々オーナー様が「ブラック」にオールペンをいたしております。お伝えいたしました2点を、十分にご理解された上で、ご検討頂けると幸いでございます。
日本のラグジュアリークーペの歴史を引っ張り続けてきた名車ソアラ。初代10ソアラは「未体験ゾーンへ。」のキャッチコピー通り、世界初電子制御サスペンション(TEMS)、贅を尽くした豪華装備など、
まさに「未来から来た自動車。」と言っても過言ではありませんでした。世界初である「デジタルメーター」に当時憧れていた車好きも多かったのではないでしょうか?30ソアラにフルモデルチェンジになり、
デジタルメーターからさらに進化をした「スペースビジョンメーター」エンジンは、V8 4000cc「1UZ−FE」を搭載し(後期モデルで廃止)レクサスSCとして、グローバル化の展開も開始しました。
ライバル車も多数デビューはいたしましたが、ソアラならではの豪華装備、嫌みの無い美しく、そしてラグジュアリーなデザインは、今でもファンを魅了しております。平成13年、ソアラはさらなる進化を求め、
ソアラの最後のモデルとなる「40ソアラ」へとフルモデルチェンジをいたしました。最大の特徴は、電動開閉式ハードトップを採用しており、当時の日本では異例の「オープンラグジュアリークーペ」であります。
エンジンは「30セルシオ」で搭載される、4.3リッターV8エンジン「3UZーFE」が搭載されており、パワー、耐久性、静かさは、40ソアラの「ラグジュアリー。」な性格にもマッチしており、
約1.7トン近くあるボディを余裕たっぷりで引っ張っていきます。インテリアは、「ノーブルカラーエディション」の特徴であるノーブルレッドの本革シート、ウッドパネルがオーナー様を「高級」の時間へと誘います。
ボディは、重厚感たっぷりの堂々とした佇まいがあり、今回ご紹介いたしております車両は、ヘッドライトユニット、テールユニットはSC430の純正品、ホイールは、レクサスGS Fの19インチホイール、
フロントバンパーに関しましては、「モードパルファム レガリア」のバンパーに交換済み、車高調は「イデリア」に交換済み、マフラーは「エイムゲイン」のマフラーに交換されており、V8エンジンならではの、
「乾いたサウンド」に心が躍ります。もしもの為の純正マフラーもございます。約2年前に、熊本県のお客様にお譲りいたしましたが、ビルトインガレージ保管、ボディ全磨き後、キーパーコーティングを施工致しており、
当店では新入庫の個体は全磨き、ガラスコーティング施工を普段はいたしておりますが、ボディの艶、撥水、全てをとっても問題が無く、新たに磨き、コーティングするには非常に勿体ないコンディションでしたので、
本当に少しだけ黄ばみがある、ヘッドライトレンズのリペアのみ施工いたしました。当店では非常に珍しいケースなのですが、「前オーナー様が、どれだけ大切に所有されていたか?」が、お分り頂けると思います。
先ほどお伝えいたしましたが、オールペン車両ではありますが、雑なオールペンはされておらず、普通に考えるならば、特に問題は無いオールペン内容だと思われます。しかし、個人差はもちろんございますので、
あくまでも目安程度とお考え頂けると幸いです。整備に関しましては、令和2年に、タイミングベルト、ウォーターポンプ、ラジエーターホース、ファンベルト、デフオイル、ATFが交換済み、約2年前には、
ブレーキフルード、パワステオイル、ロングライフクーラント、エアクリーナー、エアコンフィルターを交換いたしており、車検が切れて何年も放置された個体ではありませんのでご安心ください。しかし、納車前には、
エンジンオイル、エレメント、パワステオイル、ブレーキフルード、ロングライフクーラントまで全て交換致します。ファンベルト等のベルト類、足回りのブーツ類、ブレーキパッドの残量などもチェックをいたします。
部品が交換時期と判断した場合は交換いたします。しかし、ほぼ20年前の車なので、トラブルが起こる可能性は、もちろんですが高いです。車=壊れない。と言うお考えをお捨てになってから、ご検討頂けると幸いです。