この映画を見逃していない?絶対に車が乗りたくなる渋い映画厳選4本とは?
- 2017.12.06
- エンタメ
ドライヴ
ラ・ラ・ランドで一気にハリウッドのスターに仲間入りしたライアンゴスリングが主演の映画です。2011年製作の映画で、カーアクションがメインではありません。ドライブのジャンルは、クライムアクションに近いです。時代を振り返れば、ハリウッドや日本映画も同様の雰囲気の映画が数多くありました。主役のゴスリングは、寡黙な青年で車の修理が主な仕事ですが、カースタントも引き受けるほどの運転テクニックを持っています。さらに、裏の顔として強盗団の組織のメンバーで、強盗したものを車に乗せて逃がす仕事も請け負っています。そんな彼が同じアパ-トの住人の女性を好きになってしまい、不幸が続くその彼女を助けるために行動に出ます。しかし、思った方向に物事が進みません。そんな彼の行く末は・・ぜひ確認してみてください。
逃亡車
ワイルド・スピードシリーズでお馴染みのポールウォーカーの主演映画です。舞台はアフリカのヨハネスブルグ、レンタカー屋から話が始まります。配車されたレンタカーは、主役のマイケル(ポール)が予約していたものとは違いましたが、深く考えずに走り出しました。なぜならば、離婚を回避するため奥さんと話し合わなければならなかったからです。しかし、車にあった携帯電話が鳴り、警察を名乗る男から、乗っている車を交換してほしいとの連絡が。渋々了承したものの、後部座席に手足を縛られた女性がいることに気づきました。この女性は検事で、警察に命を狙われそうだからマイケルに助けてほしいと懇願しています。奥さんと別れたくないマイケルは果たしてどこに向かって走るのでしょうか?車内を中心に映像の展開を見せていく映画で派手なカーアクションは少ないですが、緊張感を保った良い映画です。
グラントリノ
映画のタイトルに車名がそのまま使われている珍しい作品で、監督・主演は俳優としても名を馳せるクリント・イーストウッド。グラントリノが生産されていたアメリカのフォード車に50年勤めたコワルスキーが主人公です。奥さんを亡くし、一人暮らしを続けるコワルスキーの誇りは、軍人を経験したこともあり、アメリカ人としてのアイディンティティーと自宅のガレージにある愛車グラントリノでした。時代背景は、アメリカに日本車が台頭すると共に、自動車工業の盛んなデトロイトにアジア人が増加している時代です。ある日隣に住んでるアジア人を助けることになり、助けた家族から自宅に招かれます。そこで受けるおもてなしに感銘を受け、アメリカを愛する男が考え方を改めていきます。ストーリーのラストは、コワルスキーの生き様であるグラントリノが見事に締めてくれます。とても車への愛が伝わってくる映画です。
60セカンズ
ニコラスケイジとアンジェリーナジョリーが出演しているカーアクション映画です。ニコラスケイジが扮するメンフィスは高級窃盗団で暗躍した後、足を洗いました。しかしメンフィスの弟キップがまだ窃盗を続けていたようで、そのキップが仕事に失敗、命を狙われていることを仲間の知らせで気づきます。組織のボスとの話し合いで、突き付けられた条件が、50台の高級車を24時間以内に集めるという無謀なものでした。世界の名車ばかりで、この選ばれた50台が見れるだけでも、この映画を見る価値があります。日本が関わる車も4台ありますので楽しみにしていてください。この作品でメジャーになったヒロイン役のアンジェリーナの演技にも要注目です。
まとめ
車がメインの映画を4つ取り上げました。カーアクションがメインの映画は60セカンズだけですが、他の3つの作品はストーリーが非常に濃い作品で、主人公と車の関係の見せ方がそれぞれ違います。2017年の時点でも、DVDやネット配信で選ばれている作品ですので、自宅で楽しめます。映画を見ることで色々なことを感じますね。今回オススメの映画は、きっとみなさんのカーライフが豊かになるヒントをもたらしてくれるでしょう。