【コンパクトカー】ホンダの顔フィット!その人気の理由と歴史に迫る

コンパクトカーといえばフィット!そう思う人も少なくありません。今や日本を代表するコンパクトカーにまで上り詰めたフィットですが、実際の魅力とはいかなるものでしょう?また、その歴史とは一体…?今回はそんなフィットの人気の理由と歴史についてご紹介したいと思います。

ホンダ フィットとは?

ホンダ フィットとは、国内自動車メーカー本田技研工業株式会社が2001年より生産・販売を行っている5ドアハッチバック型のコンパクトカーです。2001年の発売以降、シリーズの世界累計販売台が約500万台を突破。その人気は国内にとどまらず、北米・中国・台湾・欧州・東南アジアなど多くの国々で販売されています。
国内ではガソリンモデル・ハイブリッドモデルが販売されており、燃費はクラス随一。そのキュートなフォルムからは想像もできないようなパワフルな走りは、多くのコンパクトカーファンを魅了し続けており、ファミリー層からシニア世代まで幅広い層からの支持を集めています。まさに日本が誇るコンパクトカーといえるでしょう。

フィットは初心者から車好きまで幅広い層から人気!

日本のコンパクトカーのパイオニア的存在であるフィット。なぜそれほどまでに人気を集めているのでしょうか?その理由として
■圧倒的な燃費の良さ
■車体価格の安さ
■広い室内空間
■洗礼された飽きのこないデザイン
などがあります。
まずフィットを語るうえで外せないのが、何といっても燃費の良さですね。フィットはとにかく燃費が良いことで知られています。ガソリンモデルであれば24㎞/ℓ、ハイブリッドモデルであれば34㎞/ℓと、燃費の良さはトップクラス。なのに、新車価格はガソリンモデルが約140万円・ハイブリッドモデルは約200万円と、かなりハイコストパフォーマンスだということが伺えます。
その他にもフィットが人気の理由として、開放的な室内空間・洗礼されたデザイン性などがあります。
ムダが徹底的に排除された広々とした車内は、足元・頭上・膝回りなどに開放感があり、コンパクトカーとは思えないほどです。ラゲッジスペースにおいてもかなり広く設計されており、26インチの自転車ならそのまま載せられるほど。その洗礼されたシャープなデザインは、乗る者の心を躍動させるホンダならではのスポーティーなデザインに仕上がっています。

フィットの歴史を振り返る

今では日本を代表するコンパクトカーとなったホンダ フィット。2017年現在では3世代目のモデルとなるフィットですが、その歴史は2001年へと遡ります。ここからは、そんなフィットの歴史に迫ってみたいと思います。



初代フィット(2001年~2007年)

初代フィットは2001年の発売から約7年間、コンパクトカーのパイオニアとして日本の自動車界をけん引し続けました。発売当初は1.3リッターモデルのみの販売でしたが、翌年8月には1.5リッターモデルが登場。同年2002年には、年間販売台数1位を記録し「2001‐2002日本カーオブザイヤー」を受賞しました。世界累計販売台数が200万台を超える大ヒットを記録し、今のコンパクトカーブームの火付け役となりました。

2代目フィット(2007年~2013年)

初代フィットより大幅にフルモデルチェンジされ誕生した2代目フィット。室内空間の広さと使いやすさが更に向上し、より多くのユーザーから支持されるようになりました。初代と比べてボディがひと回り大きくなったことから、5ナンバーサイズいっぱいの規格となりました。オプションで「スカイルーフ」が選べるようになり、より開放的な室内空間が実現。2007年10月には「グッドデザイン賞」を獲得、2007年11月には「2007年-2008年日本カーオブザイヤー」を受賞。初代に次いで2度目の受賞に輝きました。



3代目フィット(2013年~現在)

2013年にフルモデルチェンジが行われ、2017年現在も生産中の現行モデルです。2代目よりもボディがさらに大きくなりましたが、5ナンバーの規格を保っています。初代・2代目よりもさらにスタイリッシュなデザインに生まれ変わり、燃費も向上。安全性能も強化され、衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能など8つの先進機能を備えた安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。ブレーキやステアリングを技術サポートし、衝突回避などを支援してくれる機能が備わっています。予防安全性能評価において最高ランク「ASV++」を獲得。今、日本で最も安全な車といっても過言ではないコンパクトカーの最先端技術を搭載したモデルです。

ホンダ フィット まとめ

今回はホンダ フィットの人気の理由と歴史に迫りました。 今や日本を代表するコンパクトカーとなったフィットですが、今もなお進化を続けています。
安全性能・快適性・燃費、その全てにおいて国内トップクラスと言えます。まだまだとどまることの知らないフィットから今後も目が離せません。