タイヤワックスには種類がある 正しい選び方とおすすめ商品2選

愛車の足元をひときわ輝かすアイテム。それがタイヤワックスです。車やカー用品に詳しい人なら知っていて当然ですが、そうでない人にとっては初めて聞くフレーズかもしれませんね。
タイヤワックスとは、タイヤに塗るコーティング剤のようなもので、ツヤ・光沢など、タイヤ本来の色を引き出す役目を果たします。また、ツヤや光沢を出すというだけでなく、汚れや太陽光による色あせ、劣化によるひび割れを防ぐ効果があります。新車購入時などにタイヤがピカピカ輝いて見えるのはタイヤワックスの影響です。見た目の美しさだけではなく、タイヤを長持ちさせる効果があるので、是非ともお持ちの愛車には定期的にタイヤワックスをすることをおすすめします。

まずはタイヤワックスの種類を知ろう!

タイヤワックスには「油性」と「水性」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみたので、確認してみましょう。
■油性ワックスのメリット&デメリットとは?
〇メリット〇
・水性より艶が良く出る
・雨に強い
・長持ちする
〇デメリット〇
・混合成分によりタイヤの劣化が早まる
・スプレータイプでないと手が汚れてしまう
■水性ワックスのメリット&デメリットとは?
〇メリット〇
・油性に比べてタイヤが傷みにくい
・タイヤの劣化を防ぐことができる
・価格が安い
〇デメリット〇
・雨に弱い
・油性のワックスほど艶が出ない
油性・水性その両方にメリット・デメリットがあることが分かって頂けたと思います。ご自身の好み・使用頻度によって選ぶ必要がありますね。



タイヤの状況、好みに合わせて選ぼう!

前述したように、まずは油性なのか水性なのか、どちらがご自身の使用用途に合ったモノなのかを決めましょう。ただし、ここで注意したいのが“タイヤの劣化具合”です。タイヤが新品の場合ですと、艶も出て、なおかつ長持ちする“油性ワックス”をおすすめします。水性に比べて少し値は張りますが、コスパが良いと言えるからです。
しかしある程度タイヤが劣化している場合だと、“水性ワックス”の使用をおすすめします。理由としては、どのタイヤワックスも製品に含まれる成分がタイヤ本体に浸透していきます。そのため、タイヤの急速な劣化に繋がってしまうのです。油性ワックスの場合、石油を原料として作られた成分が多く含まれているので、水性ワックスより劣化が早いということです。
もし、タイヤに少しでも亀裂がある場合、油性ワックスだと劣化を早めてしまう恐れがあります。そのために、タイヤがまだ新しい場合は油性ワックスを、タイヤの劣化が進んでしまっている場合は水性ワックスの使用をおすすめします。

今すぐ実践!正しい塗布方法とコツ </h2 >

ここからは、実際に塗布する際の方法とコツについてご紹介いたします。
■ステップ1 「タイヤをキレイに洗浄しましょう」
タイヤワックスを塗布する前に必ず行う作業。それが「タイヤを洗浄する」ということです。特に普段からよく走らせている車だと、タイヤ周りにたくさんの泥やほこりなどの汚れが付着しています。万が一、ドロドロに汚れた状態で塗布してしまうと、せっかくのワックスの効果も半減。艶も出ませんし、長持ちもしません。
そのため、塗布する前には必ずピカピカに洗浄しましょう
■ステップ2 「洗浄後は完全に水分を拭き取りましょう」
タイヤの洗浄後は、完全に水分を拭き取るようにしましょう。
特に油性ワックスの場合、水分が残っているとタイヤに浸透しにくく、長持ちしません。長持ちしないと何度も塗ることになりタイヤの劣化に繋がってしまいます。
タイヤ洗浄後は必ずウエスや、乾いたタオルなどで水分を拭き取りましょう
■ステップ3 「丁寧に、そしてスピーディに塗りましょう」
丁寧かつスピーディに塗ること、それがタイヤワックスを塗る際の最大のポイントです。まず気を付けなくてはいけないのが、ホイールに液剤が着いてしまうこと。特に油分を含んでいる油性ワックスの場合、拭き取るのが面倒。せっかくキレイにしたのに二度手間なんてことにならないように“ムラがないよう、まんべんなく塗る”ということがポイントになってきます。
また、一通り塗り終わった後は、無駄なワックスは拭き取るようにしましょう。余分なワックスが残ることで、ムラにもなりますし、垂れの原因にもなり兼ねません。施工後は、乾いたタオルで丁寧に拭き上げることがポイントとなってきます。



おすすめはこの2種類

ここまで読み進めたあなたは、もう一人でタイヤワックスを塗ることが出来ますね。ここからは油性・水性タイヤワックスをひとつずつご紹介します。ぜひとも参考にしてみてください
■CARMATE ブライトマジック 耐久強化(油性) 610円

引用元:楽天市場
光沢度、耐久性に優れており、知名度の高い油性タイヤワックスです。価格もリーズナブルでコストパフォーマンスが高いです。手が汚れないスプレータイプなので、女性でも楽々施工することができます。
■KURE タイヤルックス(水性) 563円

引用元:楽天市場
女性でも使いやすいスプレータイプのタイヤワックスです。こちらの商品は、KUREから発売されているタイヤワックスで、持続性、耐久性に優れており、タイヤにも優しい水性タイプ。価格もリーズナブルです。

タイヤワックス まとめ

タイヤワックスには油性と水性があることが分かりましたね。ご自身の好みや使用用途、タイヤの状態に合わせてタイヤワックスを選ぶことで、お使いのタイヤの寿命も延びるということです。この機会にぜひタイヤワックスを使って愛車の足元を輝かせてみてはいかがでしょうか?