スバルのセダン!現行3車種をご紹介

スバルのセダンは水平対向エンジンが特徴

スバルのセダンの特徴は、水平対向エンジンを搭載していることで「SUBARU BOXER」と呼んでいます。左右のピストンが、水平方向に往復する様子をボクサーに見立てているからです。
水平対向エンジンの特徴は、振動が少なく低重心のところ。なめらかで気持ちの良い走りを行うことができます。
水平対向エンジンはマイナーで、現在採用しているのはスバルとポルシェのみです。スバルは水平対向エンジンにこだわり続け、セダンは特に北米市場で大成功をおさめています。



スタンダードな「インプレッサG4」

スバル|インプレッサG4 194~261万円(新車)

インプレッサは、スバルのセダンの中で中クラスの手頃な車です。エンジンは1.6Lと2.0Lがあります。同じインプレッサでハッチバックタイプは「インプレッサ・スポーツ」という名前になっています。昨今セダン人気は衰えつつあり、インプレッサの主力は「スポーツ」のハッチバックタイプで、世界的にも7~8割はハッチバックの方を選ぶそうです。しかし一定割合はセダンがいいという根強い人気があります。
すべてのタイプに自動運転技術の「アイサイト」を搭載。レーダーとステレオカメラで車、歩行者、自転車を認識し自動ブレーキで衝突を避ける「プリクラッシュブレーキ」や安全運転と先行者についていく「全車速追従クルーズコントロール」などで楽に安全に運転ができます。

ラグジュアリーな「レガシィB4」

スバル|レガシィB4 302~324万円 (新車)
レガシィB4は、2014年にフルモデルチェンジをして6代目になりました。レガシィはスバルの看板車種です。日本国内でも外国でもとても人気があります。
スバルのセダンの中では、ボディもインプレッサより大きくラグジュアリーな車です。特に北米で人気があるので意識してつくられています。また2018年にフルモデルチェンジをして登場する予定です。
レガシィB4は、スバル伝統の2.5Lの水平対向4気筒エンジン搭載。出力は大きいですが、静粛性が優れています。トランスミッションはスバル独自のCVT「リニアトロック」搭載。駆動方式はスバルの独自の四駆の「シンメトリカル4WD」が採用されています。もちろん「アイサイト」も搭載。後方車両の接近を警告する「スバルリヤービークルディクション」や「ハイビームアシスト」も便利ですね。落ち着いてしっかりしたセダンが欲しい方にオススメです。



スポーツタイプの「WRXS4」

スバル|WRX S4 336~373万円(新車)
「WRX S4」はスポーツモデルタイプのセダンです。もともとはインプレッサをベースにして1992年にラリー用につくられ、世界ラリー選手権で1993年から3連覇しました。そしてインプレッサから独立してスポーツセダンとして独立した車種になりました。
S4には「リニアトロニック」と呼ばれるCVTと2.0Lの水平対向4気筒ターボエンジン搭載。4WDでハイオク車です。実燃費は、S4は10km/Lと案外良いのも特徴的です。足回りは固く、ハンドリングはとてもキビキビとしており、エンジンはパワーがあります。スバルのスポーツ車としての最高峰の車ですね。

まとめ

スバルのセダン現行3車種を取り上げました。
・燃費もそこそこ良く安定している中核モデルの「インプレッサG4」
・大型でラグジュアリーさが人気のセダン「レガシィB4」
・スポーツセダンで走りが素晴らしい「WRX S4」
共通するのはボクサーエンジンとAWDという独自の4WDです。北米市場で人気のスバルですが、日本でも性能がよく走りの良い自動車として人気ですね。スバルのセダンが気になったらぜひ試乗してみてください。