マツダ デミオの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

マツダ デミオの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

マツダデミオ1.3 LX(1998年~1999年)

マツダ・デミオ 1.3LX(1998年9月〜1999年8月)は、ミニバンブームの最中、既存のコンポーネントを元に、短期間での開発・市場投入を可能にした、初代「デミオ」です。今では誰でも知っているマツダの有名車ですが、市場投入時には冒険的だったのですね。構造・スタイルとも機能的で、「道具」としての車に徹した、シンプルかつ実直的なデザインがバブル崩壊後の世相にマッチしたと言われています。
そんなデミオは発売から瞬く間に市場における幅広い層に支持されることになりました。
そんな初代デミオのスペックをご紹介したいと思います。
ボディーカラーは8種類(シャストホワイト、スパークルグリーンメタリック、クラシックレッド、ハイライトシルバーメタリック、エクセレントグリーンマイカ、パッションローズマイカ、アクエリアスブルーマイカ、グレープパープルマイカ)。
乗車定員は平均的な5人乗りです。
また、燃費は16.0km/Lです。発売当時では高い数値と評価できると思います。
最後に気になる価格ですが、こちらは大変に経済的な135万円です。



デミオ スポルト(2002年8月~2003年11月)

マツダ・デミオ SPORT 前期型(2002年8月 – 2003年11月)は、初代デミオの「広く実用的なコンパクトー」としてのコンセプトをしっかりと継承しつつ、フォードと共同開発した新世代小型乗用プラットフォームである、マツダ・DYプラットフォームを使用しています。新しいことに果敢に挑戦する姿はマツダらしいですね。
選べるボディーカラーは6種類(ストラトブルーマイカ、サンライトシルバーメタリック、クラシックレッド、ピュアホワイト、スターリーブルーマイカ、トワイライトブルーマイカ&シルキーパール)。
燃費は16.0km/Lです。十分な値ですね。また、乗車定員は5名です。
ミッションは標準的でフロア4ATです。そして、駆動方式はFFです。
最後に気になるお値段は135万円です。

デミオ13C-V(2007年~2014年)

三代目デミオ13C-V(2007年〜2014年)は、初代、2代目が「自由形ワゴン」をコンセプトにしているのに対して、ファミリー色は影を潜め、スポーティーでパーソナルなコンパクトカーに変貌しました。マツダの理念である「Zoom-Zoom」を体現したと名高い車です。
今回マツダ車で初のCVT(無段変速機)を採用しました。燃費も1.3リッター・ミラーサイクルエンジン+CVT車「13C-V」を採用することにより、23.0km/Lという好成績を残しています。
乗車定員は5名です。
気になる価格帯は120万円です。低廉に抑えることに成功していると思います。



デミオ 13C(2014年〜)

人馬一体の走りと低燃費を両立したデミオ 13C(2014年発売)は、外観はデザインコンセプトである「魂動-Soul of Motion」をコンパクトカーに適合させるために再構築しました。そうすることで、エネルギーの凝縮と解放による爆発的な前進感のある骨格を実現しています。
燃費・走行性能は高く、JCO8モード燃費は24.6(km/L)です。
気になる価格は2WD(6EC-AT)1,350,000円(税込)、4WD(6EC-AT)1,555,200円(税込)です。

まとめ

1996年のミニバンブームの真っ只中に華麗にデビューしたマツダ・デミオ。高品質でありながら低廉な価格を実現しただけでなく、その可愛らしく、スポーティーなデザインは約20年に渡り多くのユーザーに愛されてきました。歴代のデミオ(デミオ 1.3LX 、デミオ スポルト 、デミオ13C-V 、デミオ13C)をまとめてご紹介しましたが、デミオが洗練されより大衆に愛されるフォルムに変わっていく様が感じ取れたのではないでしょうか?今では子育て世代だけではなく、幅広い年代から愛される「デミオ」。今後どのように変わっていくのでしょうか。より一層マツダの理念である「人馬一体の走り」を体現していくのでしょうね。今後もマツダ・デミオから目が離せません。