バックカメラの配線の取り回し 実は誰にでもできる?

バックカメラの配線の取り回し 実は誰にでもできる?

バックカメラの取り付け位置 どこに取り付けられている?

ドライバーの便利アイテムの定番となったバックカメラですが、どの位置に設置されているかはご存知でしょうか。
自動車ディーラーでバックカメラを取り付けてもらう際には、多くの場合トランクやリアゲートの影になる部分に設置されます。
これは、雨天時に水滴がカメラに付着しないようにするための気遣いになります。
バックカメラのレンズに雨水が付着してしまうと、いざバックしようと思った時にモニターに映し出される映像がぼやけてしまうため、このような気遣いをしているのです。

中古車にバックカメラを取り付ける際の注意点

自動車を購入した際にバックカメラが設置されていないということもあります。
新車購入時であっても、ナビパッケージモデルでなければ設置はされていません。
また、バックカメラが壊れてしまっていることも稀にあります。
そんな時は、バックカメラをアフターパーツで購入して設置し直すことが必要となります。
既に設置されていて、バックカメラの映像が映し出されないという場合、アフターパーツを購入する前に一度配線のチェックをすることをオススメします。
中古車の場合、そのバックカメラがいつ取り付けられたものなのか、少なくとも初年度登録時以降に取り付けられたものとして考えられますが、その年月でカプラーのプラスティックが劣化してしまうなんてことはよくあることです。
そのせいで取り付け部が脱落していたとすれば、しっかりと取り付け直せば問題ありません。



アフターパーツでDIY 新たにバックカメラを設置してみよう

画質の向上を狙ったり、そもそもバックカメラが設置されていなかった場合、アフターパーツを購入して取り付けることでバックカメラの利便性を手に入れることができます。
しかし、まずは設置位置を確保しなければなりません。
オススメな取り付け位置は『リアウィンドウ上部の車内』です。
車外に設置されるのが標準ですが、リアスポイラーがなければ上部に取り付けることは難しいですし、リアゲートノブ付近に設置するためには内張を大きく取り外す必要があるため、なかなか厄介な作業になります。
DIYで作業をするのであれば、広角でリア周りを確認できる上部がオススメです。
そして、レンズ自体が天候に左右されない車内がDIYする場合のベストポジションといえるでしょう。

バックカメラの簡単な配線方法は?

通常バックカメラの配線は内張りの内側を這わせていきます。
しかし、天張りを剥がしたりそこに綺麗に配線していくのはなかなかな重労働です。
そこでオススメなのがフロアを這わせる方法です。
最終的にリアウィンドウ上部に取り付けるところまでフロアを這わせ、リアゲートのウェザーストリップを外し内張りの中を潜らせると、配線も難しくありません。



車内に設置する際に抑えておきたいリアウィンドウの曇り

車内にバックカメラを設置する際に問題となるのがリアウィンドウの曇りです。
いくらレンズが直接濡れないからといって、ウィンドウ自体が視界を妨げてしまっては意味がありません。
そこで、バックカメラ設置位置の周辺に『カッティングシート』を貼り付けておく必要があります。
リアウィンドウ全体に貼り付けても良いですが、部分的に貼り付ける方が手軽です。

まとめ

一見難しそうなバックカメラの設置ですが、ポイントさえ押さえてしまえば決して難しい作業ではありません。
プロのようにスマートな取り付けを理想とするかもしれませんが、実際取り付けているシーンを見ると、やっていることはDIYと何ら変わりません。
むしろ、専用のパーツを必要としない分DIYの方がスマートになることさえあります。
DIYポイントを押さえて格好良くバックカメラを設置してみましょう。