ナンバープレートをオリンピック仕様にできるって本当!?

ナンバープレートをオリンピック仕様にできるって本当!?

2020年は東京オリンピック

2020年には東京でオリンピックが開催されます。1964年以来56年ぶりの快挙です。せっかくなら記念となるようなナンバープレートが欲しいと思った方も少なくないのではないでしょうか。国土交通省は、オリンピックの開催記念として特別仕様のナンバープレートの交付を発表しました。2017年9月4日から事前申込みが開始されており、2017年10月10日から交付が始まっています。専用サイトから申し込めば、現在のナンバープレートを特別仕様に変えられる点が特徴的です。図柄ナンバーと呼ばれる、図柄を施したナンバープレートを取得できます。

二輪車は不可?申請できる車両

オリンピック特別仕様のナンバープレートを申請できるのは対象車だけです。対象となるのは、登録自動車の自家用・事業用、そして軽自動車の自家用だけです。二輪車は残念ながら対象外となります。なお、車両番号のかな文字部分が「わ(貸渡)」「AB(駐留軍)」の場合も対象外です。事前に確認しておくと間違いありません。なお、特別仕様のナンバープレートは一種類ではありませんが自動車の種類や用途などによって、選択できるナンバープレートは決まっています。自分の車ならどのナンバープレートを選べるのか申し込み前に見ておくことがオススメです。



申請の料金はいくら必要?

基本的に必要なのは交付手数料です。交付手数料はナンバープレートの種類や大きさなどによって異なります。交付される地域でも違いがあるので詳しくは、図柄ナンバー申込サービスの各地域の予約センターに確認しましょう。なお、交付手数料とは別に、寄付金を払うと、ナンバープレートの種類などを選べるようになる特典を得ることが可能です。寄付を行えば大会を直接支援することができます。寄付金は1,000円以上が対象です。なお1,000,000円を超える場合は別途問い合わせを行う必要があるので注意しましょう。支払い方法は申込みの後に、メールで案内が届きます。

耐久性に不安が残る?

オリンピックナンバープレートは、強い衝撃や摩擦に弱いです。独特のデザインは、図柄がラップングで焼き付けられたものなので、耐久性に不安があると言えます。交換はできますが、再度お金がかかってしまうので注意しましょう。キレイな状態を長く保ちたいなら、衝撃などを与えないように配慮することが大切です。なお、意外と盲点なのが洗車の時でしょう。中性洗剤は水で薄めたものを使うことが基本です。クレンザーやたわしなど、強い衝撃を与えてしまう可能性があるものは避けましょう。自分自身が気をつけることで、美しい状態を長く楽しむことができます。



オリンピックを過ぎても使える?

オリンピックナンバープレートは、2020年の東京オリンピックを過ぎても使用可能です。ただし、交付は2020年の11月30日までと決まっています。欲しい方は、早めに行動を起こすことがオススメです。なお、図柄ナンバープレートの場合、軽自動車であっても下地が白色のナンバープレートとなります。色に着目して選ぶのも良いかもしれません。オリンピック仕様のナンバープレートがついている車が増えることは、東京オリンピックをさらに盛り上げることにも繋がるでしょう。特別仕様のナンバープレートがついた車でオリンピックの観戦に行くのも一興です。

まとめ

交付は2017年からスタートしています。欲しい方は、早めに入手することがオススメです。東京オリンピックが閉幕した後も、使い続けることができます。記念に取得してみるのも楽しいでしょう。なお衝撃に弱いという特徴があるので、洗車などをする時などになるべく刺激与えないように配慮することが大切です。自分自身で気をつけることによって、より長くキレイな状態を保つことができます。