スバル・インプレッサの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

スバル・インプレッサの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

インプレッサ(1992年~2000年)

1992年発売の初代インプレッサは、登場背景として当時、レガシィ派とジャスティ派に分岐していたところに目をつけたと言われています。両者の隙間を埋める意味でインプレッサは好評を博しました。また、レガシィは世界ラリー選手権(WRC)に初参戦で2位という高順位を獲得しました。レガシィーのデビュー戦にふさわしい戦果で世界中にレガシィファンを作るきっかけになりました。
燃費は10-15モード燃費で10.0km/L、駆動方式は4WDです。
そして、ミッションはフロア5MTを採用しています。
価格は248.2万円です。



インプレッサ(2010年7月発売)

2011年発売の3代目インプレッサWRX STIは、選べるボディーカラーが6色です(オブシディアンブラック・パール、ダークグレー・メタリック、スパークシルバー・メタリック、プラズマブルー・シリカ、WRブルー・マイカ、サテンホワイト・パール)。
エクステリアには、大きく張り出しエッジを効かせた前後フェンダーを採用しました。それにより、独自の存在感を出すことに成功しました。また、WRX STIモデルの車両の扱いは特別で、正式な型式認証を受けたモデルではなく、購入時に陸運局に持ち込んで改造車として公認登録を受ける必要がありました。スバルのボディに対する熱意が伝わるエピソードですね。
駆動方式はフルタイム4WDで、トランスミッションは6MTです。
燃費は10.4km/Lで、価格は373.8万円です。

インプレッサ 1.6CF 2011年~2016年)

2011年発売 4代目 IMPREZA WRX STi (2011年-2016年)は、ボディーカラーは6色から選べます。
(WRブルー・マイカ、ダークグレー・メタリック、サテンホワイト・パール、プラズマブルー・シリカ、アイスシルバー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ)
注意点としては、対応燃料がハイオクであることです。レギュラーガソリンには対応しておりませんのでお気をつけください。
そして、駆動方式は4WDです。また、ミッションはフロア 6MTを採用しています。
燃費はJC08モードで9.40km/Lで、価格は384.5万円です。



IMPREZA SPORT(2016年〜)

2016年発売 SUBARU・IMPREZA SPORT1.6i-L EyeSight は、新世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を初めて採用した5代目インプレッサです。これにより、操舵応答性と安定性が飛躍的に向上しました。また、衝突時のエネルギー吸収量が4代目インプレッサに比べ1.4倍になりました。乗る人の安全を一番に考えてくれるSUBARUらしいスタンスが嬉しいですね。
次に、選べるボディーカラーです。こちらは7種類用意されています。(クリスタルブラック・シリカ、クリスタルホワイト・パール、アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリック、ピュアレッド、ダークブルーパープル、クォーツブルー・パール)
また、トランスミッションはリニアトロニックです。
燃費はJC08モードで18.2km/L (2WD車)、価格は、2WD 237.6万円、AWD 259.2万円(クリスタルブラック・シリカの場合・メーカー希望小売価格・税込)です。

まとめ

いかがでしたか?スバルの研究意欲と車への情熱が十分に伝わったのではないでしょうか?発売当初はWRC(世界ラリー選手権)出場車としてのイメージが強かったのですが、だんだんとファミリーカーとしての評判も定着して行きましたね。現在では初代・インプレッサと比較すると、随分と洗練されたフォルムになり、燃費も経済的になったことがよく分かりますね(初代インプレッサの燃費は10.0km/L、2016年発売のインプレッサは18.2km/L)。また、発売当初はレガシィ派とジャスティ派でもないコアな人がインプレッサを選択していた印象が強いのですが、20年経った今では固有のファン層を形成し、確固たる地位を築いたのではないでしょうか?