エスティマ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

エスティマ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

初代エスティマ(1990年5月~1999年12月)

初代のエスティマの生産は1990年に始まり、実に1999年までの長い間その地位を守り続けていました。初代エスティマはカスタムパーツが充実し、セルシオと同じような外観にカスタムした車が流行ったことで知られていました。当時としては斬新なアンダーシップ型のエンジン配置が取り入れられていたので、揺れが大きくなりがちでしたが、前後で異なる種類のサスペンションを導入することでその揺れを軽減し、非常に人気のある車でした。



2代目エスティマ(2000年1月~2003年4月)

2代目のエスティマは初期のモデルよりも丸みをもたせたフォルムをフロントに採用し、卵型のような印象を受けるフロントデザインになっています。エンジンラインナップに6気筒2994ccという大型のエンジンを採用し、駆動方式が前輪駆動方式に変わったことで非常に運転の性能が向上したモデルです。サスペンションは前方でストラット式、後方でトーションビーム式を採用しているので前後でそれぞれ衝撃を抑え、乗り心地が改善しています。両側スライドドアやセンターメーターを採用しているので、乗り降りのしやすさや運転時のメーターの確認が容易になったモデルでした。

3代目エスティマ(1期〜3期)(2006年1月~2016年6月)

トヨタ エスティマの現行モデルの雛形になったのがこの3代目エスティマです。1期〜3期に至るまでマイナーチェンジが行われ現行の4期目のエスティマに至っていて、この3代目のエスティマにはこれまでのマイナーチェンジ以上の進化が行われています。3代目エスティマのデザインは2代目よりも丸みを強調し、より曲面が目立ったモデルとなっていて、現行のどのモデルよりも燃費の良いハイブリッドモデルが導入されています。排気量も多く、車体自体がかなりの重量を持っているのに非常に優れた燃費として販売時より人気がありました。



3代目エスティマ 4期目(2016年7月~現在)

エスティマのモデルの中で現在販売されているモデルが3代目のエスティマの4期目のモデルです。このモデルではフロントデザインが一新され、ヘッドランプやアッパーグリルの構造・デザインが大きく変化しました。ウインドウガラスにもUVカット加工が施されているのが特徴で、このサイズのミニバンではトップクラスの燃費と性能でその人気を保っています。現在でもファミリーカーとして頻繁に用いられているので、今後導入を検討されている方は是非お試しください。

まとめ

トヨタエスティマは初代の登場時に大きく市場で取り上げられ、ミニバン市場で一躍人気車種となりました。トヨタ自動車が作り出したエスティマのおかげで多くの方がファミリーカーとしてエスティマを導入し、当時優れた燃費と居住性の高さで大きな人気を獲得してきました。もちろんこの人気は二代目のエスティマでも健在で、モデルチェンジによって得た新たなデザインでファミリーカーとしての利用だけでなくドライブが好きな若者の間にも車を浸透させるきっかけとしての活躍がありました。これらの進化により、エスティマはこれまででは実現できなかったような性能を兼ね備えた3代目に突入し、今後、さらなる進化を遂げることが期待されています。これから車を探す方はエスティマを選択肢に加えてみるのも良いかもしれません。