日野自動車新型車&モデルチェンジ最新ニュース

日野自動車新型車&モデルチェンジ最新ニュース

中型路線バス『日野レインボー』をモデルチェンジ

2016年5月6日、中型路線バス「日野レインボーⅡ」をモデルチェンジし、「日野レインボー」として発売しました。「レインボー」はかつて日野自動車の小型、中型バスの名称として使われていましたが、現在は「日野レインボーⅡ」のみになり、ノンステップ型とワンステップ型の2つのラインナップが発売されています。「日野レインボー」は、AMT(機械式自動変速機)の採用と新開発のボディによる軽量化により全車で重量車燃費基準を達成。従来はホイールベース間の優先席下に燃料タンクを設置していましたが、タイヤハウス部に移設。燃料タンク位置による制約から横向きだった優先席を前向きにすることができました。それにより立ったり座ったりのしやすさ、通路の通過性をよくさせています。
それにあわせ新型客席シートの採用や室内灯をLED化にするなどをして、乗客の利便性や快適性を向上。
さらに設置の簡単な車いす用スロープや車いす固定装置を採用。乗客の快適さや利便性を追求し、車いすの乗客にも優しいバスとなっています。



「日野リエッセⅡ」モデルチェンジ

2017年1月6日、小型バスである「日野リエッセⅡ」をフルモデルチェンジして発売。今回のモデルチェンジではボディデザインを一新するとともに、VSC(車両安定制御システム)を全車に標準装備とし、さらにボディ剛性を強化することにより安全性を向上させています。VSCは、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールすることによりいざというときのスピンや横転の抑止に効果的になっています。また、TRCも備えており滑りやすい路面でも駆動力を確保します。この他にもボディ―剛性強化により、万一の横転時等の客室空間の確保にも配慮しました。運転席まわりも各機能をドライバー側に傾けたラウンド配置で操作しやすい運転環境となっています。安全や環境にさらに配慮されており、車内もゆとりある空間になるよう設計されています。

『日野デュトロ』改良して新発売

2016年5月6日、改良した「日野デュトロ」が新発売となりました。 日野自動車は安全装備を標準装備として普及を促進することが交通事故削減に効果的と考え、従来より標準装備化を推進しています。今回の改良では、新たに衝突被害軽減ブレーキ「PCS」と「車線逸脱警報」を標準装備とした車型を設定し、既に標準装備としている車両安定制御システム「VSC」や「電動パーキングブレーキ」と合わせてより一層の7安全装備の充実を図りました。新たに装着車型を設定したPCSはフロントウインドウの上部中央に単眼カメラを装備し、歩行者を検知することが可能です。低速で走行する先行車や、歩行者を含む停止障害物に対して衝突回避または衝突被害軽減を支援。また、単眼カメラは車線逸脱警報の車線認識センサーとしても機能します。
今回発売する「日野デュトロ」のディーゼル車およびハイブリッド車は、ASV減税またはエコカー減税の対象です。



「日野レンジャー」新型車発売

2015年10月1日、「日野レンジャー」が新発売となりました。低燃費を追求した新型ダウンサイジングエンジンを搭載し、VSC(車両安定制御システム)を標準装備した車両総重量14トンクラスの「日野レンジャーFE」を新型車として追加設定しています。新型エンジンの搭載と新型7段トランスミッションの採用。それによって、重量車燃費基準+5%の低燃費を達成、エコカー減税の対象となり、取得税が60%、重量税が50%の減税となります。

まとめ

新型車の発売はあまり頻繁とはいえませんが、環境や安全性に配慮し、乗る人、運転する人の快適さや利便性を追求した改良、モデルチェンジを行っています。
そんな商用車メーカーの代表ともいえる日野自動車は、現在、同じく商用車メーカーである「いすゞ自動車株式会社」と共同して、国産初となるハイブリット連節バスの開発を2019年の市場投入を目指して行っています。
生産は両社が出資して2004年に設立され、日野自動車、いすゞ自動車両社のバスを生産・供給しているジェイ・バス株式会社が行うことになっています。
日本の流通に必要不可欠な商用車バスやトラック、それを製造を担う日野自動車の「日野の行く道」に今後も目が離せませんね!