アウディa4歴代モデルの概要やスペックを紹介!

アウディa4歴代モデルの概要やスペックを紹介!

B6系(2001年5月~2006年4月)

2001年5月に日本での発売が始まった二代目のB6系は、サスペンションもアルミ製が採用され新たな印象を与える形になりました。日本での販売は2006年4月までで、その後は絶版となっています。全体的なサイズアップに成功したことで、ゆったり過ごせるように居住性が高まったのも二代目B6系の特徴です。トランスミッションは5速MT、6速ATの他にマルチトロニックは加わりましたが、日本で発売された車体モデルでは6速ATとマルチトロニックのみとなっています。



B7系(2005年7月~2008年8月)

2005年7月に発売されたB7系の三代目は、アウディ80から数えて7世代目のもでるであると2004年に発表されていました。シングルフレームグリルが特徴的なデザインで、新たなa4の顔として印象を大きく変えました。B6系から大きく変わった点が少ないことから、マイナーチェンジのような印象がありますが、ルーフ以外のボディパネルを一新するなど、細やかな点で工夫を重ねています。高級で手が届かないイメージがある外国の車ですが、ライバル車となるBMWやメルセデスベンツなどよりも比較的購入しやすい価格帯の車種です。右ハンドルのみの設定となったのが、2006年のマイナーチェンジがきっかけで、カーナビゲーションがHDD媒体に変更し、今までのDVD以上に使いやすくなったのもB7系からとなっています。

B8系(2008年2月~2015年12月)

2008年2月の発売前に様々な形で発表が行われたB8系の四代目は、2007年8月に写真や概要が公開されたのを皮切りに、翌月にはモーターショーで車両を公開するなど、ファン待望の形で発売が決まった車種です。従来のモデルに比べて前輪を前方に配置するなど、前後の重量配分をより適正化に近づけて高性能な走りを実現させました。またドアノブがグリップ式に変更されたのもB8系の頃で、白色発光ダイオード式のポジショニングランプが設置され、安全性にも更なる工夫が加えられました。更に地上デジタル放送に対応したフルセグチューナーが内蔵されたので、より一層快適な車内空間を維持しています。



B9系(2015年12月~現在)

2015年に発売された現行モデルB9系の五代目は、同年12月に日本カーオブザイヤーのインポート・オブザイヤーを受賞しています。内装も全モデルと大きな差がないという評価がある一方で、落ち着いた雰囲気が維持されたままですので、アウディ好きな方は是非手に入れたい一台です。エンジン性能もより一層充実させていて、力強い走りを可能とします。カラー展開も街中でひと際目立つカラフルで鮮やかな車体も選べますので、男女年齢を問わずアウディを乗りこなせるはずです。現行モデルとして愛用されていることから、今なお見かける機会が多いB9系ですが、ファンの多くは今後のa4の展望が気になるところでしょう。

まとめ

アウディの中でも抜群の人気と実力を誇るa4の魅力は良く分かりましたか?外国の車は車体の価格が高いのは勿論ですが、乗り心地や走りやすさに不安を感じて今まで敬遠していた方でも、この先乗り換えや購入を検討している場合には、候補の一台に加えてみると良いかもしれません。価格は外国製の車の中でも比較的購入しやすい価格帯であるa4は、見た目のデザイン性と共にシートなどの内装にもこだわっているのが特徴です。セダンタイプの車を好む方が満足できるのは確かですが、今までは違うタイプの車両にしか乗車していなかった方でも、想像以上にひろくゆったりとした乗り心地は、運転手も同乗者も快適に過ごせますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。