BMW ミニ 歴代の概要やスペックを比較

BMW ミニ 歴代の概要やスペックを比較

ミニ(2002年3月~2006年5月)

2002年3月に発売されたミニ。エクステリアは、ドアハッチバックのデザインを採用しており、当時としては画期的でした。なぜなら、どこから見てもミニであり、インテリアもセンターメーターなどによってミニの伝統を受け継いでいるからです。エンジンを横置きに搭載していて、クライスラーとの共同開発による1.6Lの直4とスーパーチャージャー仕様となっています。また、安定操縦や、走行性能は現代の技術を使っており、走りやすさも抜群です。


ミニ(2007年2月~2012年10月)

2007年2月に発売された初代ミニをフルモデルチェンジされた車種です。初代のイメージを継承したため、内外装にあまり変わりはありません。しかし、全長が40mm長くなり、広々としています。また、エンジンはBMWが開発した新エンジンが採用され、クーパーにバルブトロニック機構付き1.6Lの直4DOHC、クーパーSにハイパワーな直噴1.6Lの直4DOHCターボを搭載しているのが特徴です。ATはパドルシフト付きステアリングを装着。足回りは先代を踏襲しますが、リアサスペンションロッドを軽量化し乗り心地の良さが向上しています。

ミニ(2014年4月~現代)

2014年4月にフルモデルチェンジとなり、発売されたミニです。大きく変わったところは、丸目2灯ヘッドライトやクロームグリル、大型センターメーターなど、先代のミニのモチーフはうまく継承しつつも、プレミアムコンパクトとして新しく誕生した点でしょう。また、2014年に国内導入された3代目ミニは、キープコンセプトのデザインを深化させつつ、サスペンションの改良や大型のセンターディスプレイなど、ミニとしての走りやすさに装備の充実を図っていることが特徴です。現代的にも地球環境的にも進化を遂げています。


ミニ(2015年8月~現在)

2015年8月に発売されたモデルです。内外装やカラーバリエーションには変わりはありませんが、このモデルから減税対象車が加わるようになります。また、燃費性能が向上しており、3ドアと5ドアのクーパー(AT車)の燃費性能が従来型比+0.4km/Lの18.3km/Lに向上したのが特徴です。そのため、お買い得なエコカー減税対象モデルとなっています。

また、従来オプションでも用意されていたITSスポット対応のETC車載器「自動防眩機能付ルームミラー」が標準装備されるなど、装備も見直されました。

まとめ

コンパクトで若者に人気のミニですが、近年では走りやすさやエコカー減税が加わるなどお買い得さが向上していき、女性受けも良くなってきています。内外装は狭いと思われがちですが、ゆったりとした空間で走りやすさも向上しているので、どんな人にも受けるのがミニとなってきているのでしょうね。

また、燃費の性能も近年では進化を続けています。お買い得さだけではなく、地球環境も考慮にされていたり、ITSスポット対応のETC車載器「自動防眩機能付ルームミラー」が標準装備されたりと、かわいらしくて、カラーバリエーションも豊富に加えたすばらしい車になりつつあります。車を買うならミニを選ぶ時代もやってくるのではないでしょうか。これからもミニは人気を維持し続けると思われます。