ヴィッツの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

ヴィッツの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

ヴィッツ(1999年1月~2003年8月)

1999年1月に発売されたトヨタのヴィッツです。トヨタが渾身を込めて作り上げた一作で、欧州戦略の一環で作られたものです。それ故に、海外への進出をもくろんだ車だということがよくわかります。例えば、ボディのデザインはギリシャ人によるデザインが採用されており、乗り心地は背の高い人が乗っても大丈夫なように、広々とした居住空間を実現。エンジンは1Lのみ、3ドアと5ドアを設定しています。チューンドサスなどの専用装備を採用したユーロスポーツエディションも用意しています。


ヴィッツ(2005年2月~2009年8月)

2005年2月にフルモデルチェンジして発売されたヴィッツ。新シャーシが採用され、より一層走りに磨きがかけられているのが特徴で、ボディのデザインと合わせて乗り心地がさらに良くなっています。さらに、エンジンは1L直3で、1.3L直4、1.5L直4の3種類になります。この3種類に、リニアな加速を味わえる「Super CVTーi」が組み合わされているので、快適性がアップされています。サスペンションとブレーキは新開発されています。欧州戦略の一環として作られたヴィッツであったが、性能がさらに良くなったことで、日本でも人気が出てきました。

ヴィッツ(2010年12月~2015年6月)

2010年12月に発売された3代目のヴィッツは、ヨーロッパなどの国外では「ヤリス」という車名で発売されている世界戦略車です。ボディが一新されて、乗車定員は5名まで可能となっています。ほんの少し、全長が伸びたものの全幅は5ナンバーサイズをキープ。排気量は1L、1.3L、1.5Lの3種類、駆動方式はFFで、1.3Lには4WDも用意されるのが特徴です。また、安全面では『衝突回避支援機能』を標準装備したグレードも追加されているので、安全面がものすごくグレードアップしました。


ヴィッツ(2017年1月~現在)

2017年1月にマイナーチェンジされたヴィッツは、走りやすくて、万人に受けるようコンパクトカーになりました。運転のしやすさも受け、視界がよく、小回りが利くことで若者に人気が出た。燃費は、ガソリンエンジンモデルに加えて、燃費と加速性能の優れた「ハイブリッドモデル」もラインナップされています。そして、安全面では、障害物を検知してドライバーへ注意喚起をし、自動ブレーキも作動させる「Toyota Safety Sense C」も搭載しているのが大きな特徴です。

まとめ

トヨタから発売されているヴィッツは、優れた安全と運転のしやすさを重視した海外での対抗馬として、人気がある車です。特に欧州戦略として発売され、その人気は国内外問わず、人気の座を維持しています。安全面、燃費も年々向上の意図をたどっており、今後も素晴らしい進化を遂げると予想されるでしょう。

日本では若者や女性に受けやすい車で、燃費の向上と加速性能が優れていたり、障害物を避けたり、自動ブレーキも作動させる「Toyota Safety Sense C」などの最新技術が盛り込まれた車という点が魅力だからでしょう。「初めての車を買う」という車購入の初心者にもおすすめなので、ぜひとも参考にしていただきたいと思います。