スズキ アルトワークスの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

スズキ アルトワークスの歴代モデルの概要やスペックを紹介!

アルトワークス(1988年8月~1991年9月)

1988年2月にスズキから発売されたアルトワークスです。小回りがよく効き、運転初心者でも扱いやすいと評判の軽自動車です。エンジンは、リアエンジン・リアドライブが採用されています。エアバッグ装着モデルやカラーテレビ機能付きのナビゲーションシステム装着車で、当時としては画期的なシステムだったようです。燃費は、15.6km/Lで、コンパクトで小回りが利く車として注目を浴びました。車内は広々とした空間が広がる車になっていますが、背の高い人には窮屈を強いられるように感じます。初めての車を購入する人や、初心者マークの人に人気を博した車です。


アルトワークス(1994年11月~1997年4月)

1994年11月にフルモデルチェンジされた、アルトワークスです。内外装が一新していて、ステアリングのデザインを変更。外装面の変化はスモークガラスが採用され、UVカットガラスにキーレスエントリーが装備されていることが特徴です。エンジンも64psターボエンジンと4WDを組み合わせた当時としては非常識なパフォーマンスができ、走りの性能が大幅にアップしています。また、一部グレードでは軽自動車では初の16ビットマイコンによるコンピュータ制御を行うなど、その性能の高さを評価されるようになっていきました。

アルトワークス(1998年10月~1999年10月)

1998年10月に発売された、コストパフォーマンスを重視したアルトワークスです。丸型ヘッドランプ(マルチリフレクター)の採用や、専用エアロパーツ、さらに、本格バケットシートと黒基調の内装でスポーティな印象を与えたのが、このアルトワークスです。エンジンに使われたのが、新開発のDOHCターボVVT。他にも、フロントベンチレーテッドディスクブレーキの採用や制動力を向上させている点など、多くのポイントが進化しています。


アルトワークス(1999年10月~2001年1月)

こちらのアルトワークスは、贅沢なパーツをたくさん使ったスポーティーなモデルへと進化したアルトワークスです。そのコストパーフォーマンスの良さから、たくさん売れました。また、走行性を重視するためにマルチリフレクターというヘッドランプの採用、エンジンにはDOHCターボとSOHC6バルブターボが装備されています。制御力の向上で走りやすさも良くなっており、コストパォーマンスは最強といわれているアルトワークスです。

まとめ

1989年の誕生以来、購入者の求めていることを考え抜き、スポーティーさを追求した車がアルトワークスです。走りやすさや安全面が年々進化していき、1998年の最終型を迎える年にはコストパーフォーマンスを重視するため、ヘッドランプからターボまでのあらゆる個所を進化した姿に変えました。一度乗ると小回りも効き、走り出すと居住空間にも文句なし、黒を基調としていて、初めて車を買う人にはお勧めできる車です。しかし、1998年で、アルトワークスは最終型を迎えました。それ以降は進化していません。その姿は今でも乗り心地が最高の車と称賛する人もいる車で、内装のスポーティな印象や、コストパフォーマンス性は後世に受け継がれています。