キューブ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

キューブ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

キューブZ10(1998年2月~2002年9月)

1998年に発売が開始されたキューブ。発売開始からその独特のデザインが受け、毎月10,000台以上の販売を行い、一時は生産が追い付かない状況にもなりました。当初は4人乗りでしたが、2000年のマイナーチェンジによって乗車定員が5人に変更になりました。ゾーンボディ(衝突安全ボディ)の搭載など初心者にも安心の設計になっており、若者(特に女性)を中心にヒットしたのが、販売台数を伸ばす要因になりました。特別仕様車や期間限定車も登場したので、徐々に日産を代表する車種として認知されていきました。


キューブZ11(2002年10月~2008年10月)

初代キューブの大ヒットから4年、Z11型のキューブが誕生しました。この2代目キューブから、キューブのデザインの特徴とも言える左右非対称ボディと角ばったデザインがより本格化しました。2代目キューブが販売開始をしてからも毎年のようにマイナーチェンジが行われ、中でも2005年に行われたマイナーチェンジでは、1,400cc、1,500ccともに平成17年度排出ガス規制75%低減レベル (SU-LEV) 認定を受けるなど、燃費効率の面でも機能を充実させるなど改良が進んでいくことになります。


キューブZ12(2008年11月~)

使い勝手と室内空間の向上を狙って2008年より販売されている3代目キューブ。全長を+160mm、全幅を+25mm、全高を+10mm、ホイールベース100mm拡大するという改良を行いましたが、5ナンバーはキープされているので、利用者からすると車内スペースがより広がり使いやすくなったと好評です。2011年度の義務化に先駆けJC08モードに対応するなど、燃費効率にも気を配っている様子が伺えますが、19.0km/L程度という燃費は近年のコンパクトカーに比べると少し物足りない印象を受けてしまいます。

2017年現在では最後のフルモデルチェンジから9年が経過するという事態になっているので、そろそろフルモデルチェンジが行われるのではないかという噂もあります。新型キューブは3列シートの7人乗りになるのではないかという情報などといった色々な情報が出てきていますが、日産自動車の公式発表は2017年3月現在ではありません。人気車種で、長きに渡ってフルモデルチェンジが行われていないので、これからの動向にはしっかり目を向けていきたいですね。

まとめ

ここまでキューブ歴代モデルの概要やスペックを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。現在も人気車種として君臨しているキューブですが、9年もの間フルモデルチェンジが行われていないというのは意外だったのではないでしょうか。個性的なデザインから人気はありますが、他のコンパクトカーと比べると燃費効率の面で劣ると言わざるを得ないのでこれからの状況変化に注目をしていきたいところです。2017年3月現在では日産自動車からの公式発表はありませんが、いつ発表されてもおかしくはないので情報は常にチェックしておきましょう。これからはエコが求められる時代でもありますので、キューブのより一層の進化を個人的にも期待していきたいですね。