シビック歴代モデルの概要やスペックを紹介!

シビック歴代モデルの概要やスペックを紹介!

初代シビック(1972年7月~1979年7月)

ホンダが初代シビックを発売したのは1972年の7月。当時排ガス規制がかなり厳しくなっており、現行の車ではクリアするのが不可能とまで言われていました。そんな中シビックは排出ガス浄化技術であるCVCCを採用した1.5Lモデルを1973年に発売し、この排ガス規制を見事クリア。最先端のエコ技術に加え、運転のしやすさもあり日本でも空前のヒット車種となりました。発売開始から4年で100万台を販売したことからも、その人気が伺えますね。


3代目シビック(1983年9月~1987年9月)

ワンダーシビックの相性で親しまれた3代目シビック。エンジンやサスペンションといった部分のサイズ、スペースを最小限にまとめることによって、乗車するときのスペースを最大限広くするように工夫されました。またそのデザイン性が非常に高く評価された車種でもあり、ホンダの車としては初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。さらにグッド・デザイン賞も受賞しており、これは自動車業界では初の快挙として賞賛されました。シビックの特長である走行性能は継続されていたので、見た目も中身も優れた車種として人気を集めたのが3代目シビックです。

6代目シビック(1995年9月~2000年9月)

後部座席の拡張に成功した6代目シビックは通称ミラクルシビックと呼ばれています。耐久レースでライバルであった日産のGT-Rを破って優勝するなど、その走行性能の高さが評価される一方で、3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどデザイン面も評価されました。またこの6代目シビックから欧米への輸出が本格化し、欧米仕様車が作られるようになりました。9代目のシビックは海外限定での発売になるなど、海外でのシビック人気が高まるきっかけとなりました。


10代目シビック(2015年10月~)

2015年10月北米で販売がスタートした10代目シビックが2017年3月現在での最新モデルとなっています。9代目シビックが海外限定発売だったことから、日本での発売がされるのか不明でしたが、2017年1月に日本で約7年ぶりに新型シビックが発売されることが発表されました。日本での発売は2017年夏ごろとなっており、世界でも人気となっているシビック登場にファンとして期待をふくらませています。これからの情報が楽しみですね。

まとめ

ここまでシビック歴代モデルの概要やスペックを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。厳しい排気ガス規制をクリアしたことから人気が出たシビックですが、今や日本よりも海外で人気のある車種として世界に羽ばたいている様子がうかがえると思います。燃費効率が良く、走行性能も高いことから海外のユーザーやマスコミの評価も高く、今や世界で最も有名な日本車といっても過言ではないのではないでしょうか。そんなシビックが2017年夏ごろに日本での発売が決まりましたので、これはファンでなくても期待をしてしまいますね。今や世界的に有名となったシビックはこれからさらに進化していくでしょうから、車好きとしてはこれからの情報を常にチェックしていきたいところですね。