ランドクルーザープラド歴代車種の概要やスペックを紹介!

ランドクルーザープラド歴代車種の概要やスペックを紹介!

ランドクルーザープラド 70系(1990年4月~1996年5月)

ランドクルーザープラド 70系は、1990年4月13日に発売されました。ボディカラーはシルバーとダークブルーイッシュグレーのツートンカラー、ブラウンとライトベージュのツートンカラー、レッドマイカとシルバーのツートンカラーのものが用意され、室内は幅広い用途に利用出来るような機能性を重視した室内空間を作り上げられるなど、アウトドア向けなデザインで誕生しました。また、サスペンションは、従来の4輪コイルスプリング方式をベースとして、ショックアブソーバーとコイルスプリングの配置を変更することにより、オフロードの走破性や走行の安全性や乗り心地が改善されています。


ランドクルーザープラド 90系(1996年5月〜2002年10月)

ランドクルーザープラド90系は、1996年5月8日に発売されました。従来のモデルよりフルモデルチェンジを行い、熱暑の砂漠や未踏の奥地など、苛酷な使用条件下でも卓越した走破性と信頼性を見せるなど進化が見られる作りになっています。更に、サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式独立懸架を新採用し、リヤには4リンク式車軸懸架を新開発しました。駆動方式を従来のパートタイム4WDから新開発のフルタイム4WDに一新することで、市街地や高速道路、雪道、悪路などの様々な走行条件下で、より快適で安全な乗り心地を両立させることが可能になりました。

ランドクルーザープラド 120系(2002年10月~2009年9月)

ランドクルーザープラド120系は、2002年10月7日に発売されました。従来のランドクルーザーのような、機能的でダイナミックなデザインを残しつつも、クリーンで新鮮なデザインを意識して作られました。サスペンションは、フロントにウィッシュボーン式独立懸架、リヤは今まで通り、4リンク車軸懸架を使用しており、リヤアブソーバーの外出し配置、ジオメトリーの見直しによりフレーム剛性アップと優れた車両運動を実現しています。更に、タイヤの大きさも16インチから17インチへと変更になりましたが、最小回転半径は5ドアの場合5.7m、3ドアの場合が5.2mと優れた取り回し性能を示しています。


ランドクルーザープラド 150系(2009年9月~)

ランドクルーザープラド150系は、2009年9月14日に発売されました。7ヶ月ぶりに出された新しいモデルとなっており、従来の高い走破性と信頼性は勿論、高い基本性能を感じる事が出来る作りになっています。また、今までのランドクルーザープラドは主にアウトドアシーンをメインにしたデザインで作られていましたが、今回は都会の街やアウトドアシーンの両方にも映えるモダンなデザインに仕上げられおり、使用の幅が格段に広がっています。更に電気式アキュムレーターを新採用しています。走行状況によって、前後スタビライザーの動作を制御するキネティックダイナミックサスペンションシステムを新設定しています。

まとめ

今回は、ランドクルーザープラドの1990年に発売された70系から2009年に発売された150系までをご紹介しました。150系は、2015年にも一部改良されるなどしながら進化をとげています。また、ランドクルーザープラドは名前の通り英語のLand(陸)とCruiser(巡洋艦)を合わせた名前で、プラドというのはポルトガル語で平野という意味になっています。「陸を走る軍艦(巡洋艦)」という名前の通りアクティブなシーンでとても活躍する車です。150系は70系に比べると車体は大きく感じますがデザインは街にも使えるモダンな印象もあります。ランドクルーザープラドはアウトドアなお出かけが多い方や、車に沢山の人数を乗せたいという方にオススメの車です。