フォード・エクスプローラー 歴代モデルを比較【2017年最新版】

フォード・エクスプローラー 歴代モデルを比較【2017年最新版】

4代目 フォード・エクスプローラー(2011年9月~)

本格オフロード車として人気の高いフォードのエクスプローラーの第4代目のモデルです。最大の特徴は、ユニボディ構造といわれるフレーム一体型のボディを採用した点です。これにより、普段は前輪駆動ですが、必要に応じて四輪駆動になり、オフロードではもちろんのこと、町中であっても快適な乗り心地が実現されました。エクステリアに関しても、特にフェイスを中心に細かいところまで作り込まれており、インテリアに関しても、室内空間が広く取られており、スマートキーやステアリングシフトパドル、さらにウォッシャー付きリアビューカメラも搭載されており、快適に過ごすことができる車内空間がデザインされています。さらに、XLT エコブーストが搭載されてドアの防音性能も上昇した結果、走行中の騒音を遮断し、非常に静かな車内空間を生み出すことに成功しています。


3代目エクスプローラー 2001年8月~2011年4月

次に2001年の8月に発売がスタートとなったのは、3代目のエクスプローラー。3代目のエクスプローラーは、フォードSUVのDNAを引き継ぐパワフルなデザインで、車内も広くて快適な空間となっています、また、シートアレンジが自由自在で、大人7人がストレスなく乗り込むことができるほど広々とした3列シートの構造となっています。エンジンは、オールアルミ製の4.6LのV8、またはアルミシリンダーヘッドをもつ4LのV6です。これらはどちらもSOHCの2機種で、それぞれ178kWと157kWのパワーを生み出します。その他にも、6連奏CDチェンジャー、カーテンエアバッグとデュアルSRSエアバッグを装備するなど充実しています。

2代目エクスプローラー 1995年3月〜2001年7月

次に発売されたのが1995年3月に発売された2代目にあたるエクスプローラーモデル。初代と比較した大きな変更点は、エクステリアです。初代のデザインは、角ばった形状をしているのが特徴的ですが、この2代目のエクスプローラーは丸みを帯びた車体となっています。エンジンは、V6 OHV 4000ccを取り入れて、エンジンマネージメントシステム(EEC-IV)を搭載するなど、性能の向上も見られます。また1999年改良時には、元より搭載している運転性・助手席のSRSエアバッグ・システムに加えて、SRSサイド・エアバッグ・システムを装備するなど安全性のアップを図っています。


初代エクスプローラー 1990年11月~1995年3月

1990年にブロンコ2の後継のモデルとして世に送り出されることになった初代のエクスプローラー。日本には1991年に導入されました。技術的な特徴としては、最大トルク30.4kgm、最高出力160ps、を発生させることができる4LV6エンジンを搭載しているという点です。これにより、パワフルな走行が可能になります。ボディタイプは3ドアショート、または5ドアロングの2種類があります。デザイン面では、初代のモデルは角ばった形状が特徴的で、まさにブロンコ2を踏襲したデザインでした。

まとめ

今回は、フォード社のエクスプローラーの歴代のモデルについて紹介しました。エクスプローラーはこれまで見てきた通り、まさにアメリカ車というイメージにピッタリ当てはまるようなパワフルなモデルです。SUVとして発売されたエクスプローラーは、より洗練されたデザインやより向上された技術を携えて進化を続けています。これまで脈々と続いてきたエクスプローラーの歴史と新たな技術が合わさることによって、今日に至るまで幅広いユーザーに愛される程の傑物を生み出し続けています。そんなエクスプローラーは、家族の人数が大きい方や、大きめのサイズの車を好んでいる方や、また自然の中で車を走らせたいと思っている方には、おすすめの車種であると言えます。