【2017年最新式】レガシィツーリングワゴンを歴代徹底比較

【2017年最新式】レガシィツーリングワゴンを歴代徹底比較

レガシィツーリングワゴン(1989年2月~1993年9月)

1989年に発売された初代のレガシィツーリングワゴンは、当時の富士重工が社運をかけて開発した4WDステーションワゴンです。ワゴンと言えば商用バンのイメージと直結していた時代に、このモデルはそのイメージを塗り替えて走りを磨くという新たな魅力を引き出しました。そのため、よく走るステーションワゴンとしてクルマ好きの間でも広まり、高評価を獲得していました。この初代レガシィツーリングワゴンは、1.8Lおよび2.0Lの水平対向4気筒エンジンを採用していました。


レガシィツーリングワゴン(1993年10月~1998年5月)

1993年に販売されていた2台めのレガシィツーリングワゴンには、初代と比較すると新たな性能を兼ね備えていました。それまでは使用していなかったフルオートエアコンやABSといった安全性能を標準装備にし、グレードに合わせてUVカットガラスやヒートシーターを採用するようになりました。さらにマイナーチェンジを重ねると、エンジンを改良して出力アップも実現しています。また2台目レガシィツーリングワゴンのMT車には、センターデフ、AT車の場合は不当可変トルク配分電子制御方式を取り入れて、高い性能に変化し始めます。

レガシィツーリングワゴン(1998年6月~2003年4月)

1998年に販売が開始した3代目のレガシィツーリングワゴンは、デザインをキープするコンセプトを貫いています。走りの質に関しては、エンジンなどの機能が更に進化しています。現状維持のデザイン感や性能が特徴です。またこの頃からグレード展開も幅広くなります。特にGTのグレードは2代目から引き続いて動力性能に特化しています。ワゴンとしての動力性も維持しながら新たになっています。シャシー性能の進化を遂げてよりパワーアップしています。


レヴォーグ(2013年11月~)

スバルの人気カートして知られているレヴォーグですが、このレヴォーグが実はレガシィツーリングワゴンの後継者となっています。2013年11月に公開され、レガシィツーリングワゴンの後釜として走っています。こうした敬意から、2014年にはレガシィツーリングワゴンは受注を終了しました。現在ではレガシィシリーズにB4とアウトバックがラインナップされています。より洗練された機能やカラーバリエーションなどが注目され、クルマ好きの方にも一目置かれているモデルです。

まとめ

レガシィツーリングワゴンは人気車種で、ほぼ毎年新しいモデルを出していたことでも知られています。2009年のフルモデルチェンジを機に、大きく変化させずにレヴォーグとして新たに走ることになった車種です。作られた背景からファンも多い車種です。最新モデルのレヴォーグには、新リニアトロニックやアイドリングストップを採用し、より快適で自然なエンジンとエコドライブにシフトしています。特に走りと環境性能に関してはスバル全体の命題ともなっています。アイサイトなどのスバルならではの安全性能を搭載しているのもポイントです。人を認識するだけでなく、白線やガードレールまで認識しています。燃費やパワーなどを考慮した新時代パフォーマンスとして今後もレヴォーグには期待できそうです。