高級セダン!グロリア歴代モデルを比較紹介!【2017年最新版】

高級セダン!グロリア歴代モデルを比較紹介!【2017年最新版】

300ULTIMA-Z(1999年6月~2001年5月)

1999年の6月28日にモデルチェンジを行い、高級感のある外観と、ブラックやシルバーホワイト、ローズレッドなど7色の上品なカラーバリエーションが人気です。また、路面を走る際の衝撃を柔らかく受け止める新しいサスペンションを搭載しています。走行時の安定感や安心感に加え、グロリアは安全性にも力を入れています。危険を予知するインフォメーションセーフティや、危険を回避するためのコントロールセーフティ、起きてしまった事に対して被害を最小限に留めるためのコンパクトセーフティなどの3つの安全技術が採用されています。更に、低燃費と環境への配慮にこだわったクリーンなNEO Diという直噴エンジンを使用しています。乗る人にも、環境にも優しい車です。


特別仕様車(2001年5月~2001年12月)

2001年5月28日に特別様車として「40th アニバーサリー」が発売されました。カラーリングは従来のものに引き続きパールやメタリックを貴重とした上品な色合いが揃えられています。また、吸音・遮音に効果的な素材を細部まで使用したことで、停車・発進・加速時などの様々な走行状況で静粛性が高くなっています。また、ボディにも衝撃吸収ボディや高強度キャビンを使用するなど安全性の工夫が施されています。更に、環境への配慮も継続されており、地球に優しいエンジンが使われており、一酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物の排出量が大幅に削減されています。また、特別仕様車はトップシェード付きフロントガラスや7インチのワイド液晶モニターが付いているなど内装も豪華なものになっています。


300SV(2001年12月~2004年10月)

2001年の12月4日にマイナーチェンジが行われました。カラーリングはパールやメタリックの光沢感は従来のままに、ブラックやシルバー、ダークブルーやホワイトなどの5色から選べるエレガントな色を使用しています。また、車間自動制御システムを搭載しており、車間距離の維持や低速走行を可能にしています。任意で設定した50km〜100kmの速度で定速走行をしたり、設定した車の速度に合わせて車間距離を一定に保つことが出来ます。更に、車の前方にレーザーセンサーを設置しているため、その情報からブレーキとスロットルを最適に制御してくれます。そして、これまでと同じく低排出ガスのエンジンを使用すると共に、室内快適性能も備えられており、車外からのホコリや花粉を除去してくれるなど快適なドライブが楽しめるようになっています。

まとめ

今回は日産から販売されていた歴代のグロリアを簡単にご紹介・比較しました。元々は皇太子明仁と正田美智子の成婚を記念してラテン語で「栄光」を意味するグロリアという名前がつけられた車ですが、グロリアの柔らかく滑らかな乗り心地は沢山の人を魅了しており、モデルチェンジごとにそれぞれ落ち着きや美しさを見ることが出来ます。現在は既に後継車となるフーガの誕生によりグロリアの生産は終了していますが、グロリアはシャープなデザインと機能性から人気があります。更に、路上を走る際の衝撃が柔らかいこともグロリアのポイントです。低排出ガスのエンジンを使用するなどの環境への配慮や車に乗る人への配慮、デザインへの配慮が施されている点は、高級車ならではのこだわりではないでしょうか。