スズキの軽自動車では代表格!乗り易さを追求したワゴンR

スズキの軽自動車では代表格!乗り易さを追求したワゴンR

快適なドライブを可能とするスズキワゴンRの燃費は?

スズキワゴンRの最大の特徴であり、かつ長所でもあるのが燃費の良さです。2017年2月に発表された最新モデルである6代目ワゴンR、MH35S/55S型は、燃費率が33.4km/Lと数多ある軽自動車の中でも抜群の低燃費を実現しています。その秘密は、燃費の向上に大きく貢献するシステム、通称マイルドハイブリッドシステムです。エンジンとモーターの併用、すなわち車の停止時や発進時にモーターがエンジンのアシストをする事で無駄なエネルギーの消費を抑えます。また、先代モデルと比べて20kgの軽量化が図られた点も燃費向上に貢献している点は見逃せません。



スズキワゴンRの内装をチェックしてみましょう

外見のカッコよさだけでなく、ユーザーにとっては内装の充実ぶりも気になるところでしょう。ワゴンRの内装は室内の長さ2450mm、幅1355mm、高さ1265mmと、大人4人が乗り込んでもゆったりとしたスペースが確保されています。ホイールベースを長くした影響で先代モデルに比べて拡張されていますが、軽量プラットホームが採用されているので重量は増えていません。フロント部分には軽自動車初となるヘッドアップディスプレイが装備され、運転中でも容易に速度を確認する事ができ、安全運転に貢献しています。また、バックドア部分を大きく開放し、大きな荷物を搬入しやすくなっています。シートは上質なものを使用し、長時間の着席でも不快感を感じる事は少ないです。

損をしないスズキワゴンRの値引き価格を徹底検証!

次に、一番気になる値引き後の価格面、さらには中古車との比較を検証していきましょう。
2017年2月に発売された最新モデルですが、値引きの傾向は意外に広がっています。オプション価格も含めると、おおよそ10~15万円くらいの値引きが最適なラインと言えるでしょう。従って、値引き後の新車価格は140~150万円台が妥当となりそうです。
次に、中古車との価格を比較してみましょう。2010年代に発売された4代目、5代目モデルの平均は80万円台から90万円台の間であり、最新モデルの新車より60万円ほど安くなっています。



頭に入れておきたいスズキワゴンRの中古相場

最後に、少しでもお得な価格で購入するために、ワゴンRの中古価格を検証していきます。2016年、5代目モデル式のものだと平均160万円台で、150~170万の価格の幅があります。これは、平均120万円台の価格である4代目モデルと比較して30万から40万円の差がある事になります。また、走行距離が少なく、修復歴もない比較的新品の中古車でも、100万円を切る価格帯のものもあり、高価格帯のものに比べて多少スペックが劣るものであっても要チェックであると言えます。

まとめ

以上見てきたように新型モデルのワゴンRは、軽自動車として革命的な低燃費を実現し、快適なドライビングを可能としました。さらに内装面にもこだわりを見せており、全方位を見渡しやすいので運転しやすく、助手席や後部座席でも快適な乗り心地を楽しむことができます。当然ながら多くの荷物も載せやすく買い物などにも最適です。こうした数々の長所から、軽自動車は乗りづらい、というイメージを一新させてくれるものと言えるでしょう。近年になって、似たタイプのワゴン車が数多く登場してきており、残念ながらワゴンRは燃費の良さ以外にこれといった強烈な個性は発揮できていませんが、中古車ならば100万台前半で購入できる可能性も高いので、自分にとって最適価格と思えるワゴンRを購入するようにしましょう。