人気のアルトラパン歴代モデルの概要とスペックの紹介!

人気のアルトラパン歴代モデルの概要とスペックの紹介!

初代アルトラパン(2002年1月~2003年9月)

スズキの主力車種として君臨していたアルトを若い女性層をターゲットに開発したのがラパン。アルマイトの弁当箱をキーワードに、四角を印象付けながらも丸みがあるフォルムと落ち着きのある内装は自分の部屋さながらのリラックス空間です。初代は2002年1月に発売され、同年9月には内外装デザインに更に落ち着きを加えた特別仕様車を発売しており、その後幾度かのマイナーチェンジやモデルチェンジを行っています。
インテリアはベージュをベースにピンクの内装を施したバージョンも登場し、主流のアナログ時計がタコメーターとなったのもこの時期。
燃費は約16~17km/Lで環境対応にも重点が置かれ、5ドアハッチバック、変速機は4速ATと5速MTの2種類の他ターボも発売されています。


2代目アルトラパン(2008年11月~2015年4月)

2代目アルトラパンの特徴は、何と言ってもより磨きのかかった洗練さです。初めてのフルモデルチェンジで、初代のデザイン性を受け継ぎながら燃費や走行性能などの基本に拘りシンプル且つ愛らしいデザインだけでなく、落ち着いたインテリアにも磨きがかかっています。
エンジンは、自然吸気仕様とターボ仕様の2種類が用意され、シフトレバーの配置もインパネシフトに統一され、グレートも数種類用意。ボディカラーの調整を繰り返し、燃費は21~26.0km/Lとより低燃費を実現しています。また、環境性能も一段とグレードアップしているのも大きな特徴です。
装備に関しては、エコドライブには欠かせないアイドリングストップ機能やUV&IRカットガラスを軽自動車で初めて採用したのも特徴のひとつで、派生モデルである「アルトラパンショコラ」はグッドデザイン賞を受賞しています。

3代目アルトラパン(2015年6月~2016年11月)

若い女性ユーザーを意識した箱型フォルムにコンセプトを置きつつ、より女性目線を強調して外装やカラー、機能や装備、アクセサリー設定が行われたのが3代目アルトラパンの特徴。
スタイリングは、箱型ボディに丸型のモチーフを配備してオリジナルの可愛さを打ち出し、インテリアは、質感やデザインの違う3種類のシートを選べるのも魅力のポイントの一つで、広々とした空間には機能性の高い収納を始め「ナノイー」搭載のフルオートエアコンが付いていて快適さは抜群。
燃費は、グレードにより違いはあるものの35.6km/Lと驚きの低燃費を実現しており、車体の大幅な軽量化を図り、直列3気筒の自然吸気DOHCエンジンを搭載していることに加えて、赤外線式の衝突被害軽減ブレーキを始めとする最新の安全技術を標準装備しているなど、大幅に進化した安全性能も大きなポイントです


最新型4代目アルトアパン(2016年12月~)

アルトラパンは、従来の仕様車に特別仕様車である「Fリミテッド」を加えて、12月8日に発売。
グレードの中の1種類である「X」をベースに、外観に専用デザインであるフロントメッキグリルを採用して、内装はブラウンで統一し木目調も一部に取り入れた専用シックインパネを採用しています。また、ボディカラーも赤系と青系の2色を専用カラーとして復活させています。
35.6km/Lの低燃費を実現し、レーザーブレーキサポートも搭載するなど安全性能も更にアップしています。

まとめ

コンパクトながら、若者のライフスタイルのクオリティをアップさせるべく登場したアルトラパン。歴代モデル毎に外装やインテリア、機能性や安全性などが進化しています。
様々なシーンや人数に応じたシートアレンジもできるのも見逃せないポイントですし、収納性抜群でフラットな荷室はバックドアの開口部が広くて低くなっていますので、大きい荷物や重い荷物などの積み下ろしもラクラクできて安心。
その他にも、運転をサポートする音声案内機能や全方位バックモニター機能などもグレード毎に採用しているなど嬉しい機能が満載ですので、女性にはおすすめの一台です。
乗り心地が良く、使いやすさにも拘ったアルトラパンは、通勤にショッピングにと毎日の生活の中で大活躍してくれます。