エブリイ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

DE51V(1991年4月~1999年3月)
二代目はフルモデルチェンジされて1985年に発売され、カラードバンパーを搭載したグレードの商品が加わったほか、マイナーチェンジを重ねて消費者の要望に対応してきました。1991年の発売期間までに街中でも良く見かけるほど普及した軽自動車となったことで、初代同様に日本国内だけでなく台湾や韓国など世界各国でも現地で生産されて広く活用されています。ビジネスでの使用に便利なキャリイバンとエブリイの2車種で販売されていた三代目ですが、1995年にエブリイに統一されたと同時に一部の改良が加わりました。マイナーチェンジが行われた1997年には、エンジンの改良をすると共に内装のシートにもこだわりを見せて安全装備への配慮が施されたのが三代目です。
DA52V(1999年1月~2005年8月)
この車種でフルモデルチェンジが行われた理由の一つとして、軽自動車の規格改正が行われたことがあります。乗用タイプのエブリイワゴンや普通車登録となる1300ccの7人乗りとしたエブリイプラスも仲間入りしました。また地球環境へ配慮したエブリイ電気自動車やエブリイ天然ガス自動車も発売されたのが四代目です。その後高齢化社会の時代背景を基に、福祉車両として後席リフトアップ車を発売しています。時代背景を物語る車両の改革が伺えます。
DA64V(2005年8月~2012年5月)
エブリイワゴンの二代目が登場することにも繋がる2005年は、前席の左右ウオークスルーが可能になるなどフルモデルチェンジが行われたことで、随所に使い勝手良く改良されています。福祉車両であるウィズシリーズのフルモデルチェンジが行われたのもこの頃で、後席リフトアップ車を乗降シート車に改名した上に、新たに車いす仕様車も販売されました。その後もエブリイやエブリイワゴンの仕様変更や一部変更が繰り返され、日産自動車と三菱自動車工業へのOEM供給を開始します。
DA17V(2015年2月~現在)
9年ぶりに行われたフルモデルチェンジは、エブリイもエブリイワゴンもいままで以上に過ごしやすい車内空間が維持されるようになりました。その結果グッドデザイン賞を受賞するなど、多くの方の支持を得ると共に販売台数も大きく伸ばす結果となりました。その後も一部仕様の変更や特別仕様車の販売を重ね、2017年になった現在でも広く親しまれる車両として存在しています。特に燃費の良さが抜群のエブリイは、他の車種と比較しても快適な走りが実現するスズキ自慢の車両となります。
まとめ
スズキを代表する軽自動車といっても過言ではないエブリイは、歴代モデルの変化と共に時代の移り変わりも理解できるのが特徴です。福祉車両や電気自動車などが登場したことがその一例として最適で、他のメーカーの車両と比較しても低燃費でありながら抜群の高性能と乗り心地が維持されています。若い世代から子育て中のファミリー層、更には年齢を重ねた高齢者まで、誰もが使いやすいのはエブリイの良さです。三代目から現行モデルの六代目までを紹介しましたが、いつの時代にもマッチングしたデザインや走行性能は快適なカーライフを支援します。今現在車の乗り換えなどを考えている方は、是非今回の歴代モデルの比較を参考に、スズキのエブリイについて検討してみてはいかがでしょうか。