ステラ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

ステラ歴代モデルの概要やスペックを紹介!

RN1(2006年6月~2011年5月)

シンプルな軽自動車として発売されたステラは、プレオの後続車としての位置づけが高い状態でしたが、ステラ発売からしばらくの間は、プレオの販売も行われていたので併売状態となっていました。女性をターゲットに絞ってより使いやすい車内空間にこだわったのも初代の特徴で、大規模なアンケート集計を行い、子供連れで今までの不便に感じていた点を聞き出して製品開発に活かすことに成功しています。2009年には電気自動車であるプラグインステラが発売され、地球環境に配慮しながら自動車を利用できるようになりました。環境省に車両を提供してより多くの方に電気自動車をPRすることに成功しました。その後2011年には初代モデルの製造と販売が終了し、在庫分を処分する形で少しの間販売が続けられました。


LA100F(2011年5月~2014年12月)

2008年にトヨタ自動車とダイハツ工業との業務提携を強化させた影響で、ダイハツムーブの五代目車両がベースとなっている二代目は、OEM供給を受けたモデル車両です。ノーマルタイプとスポーティータイプの二種類が用意されたことで、今まで以上に様々な世代の方が選択肢の一つとしてステラを選ぶようになりました。その後フルモデルチェンジを初めて行い、超低燃費であることをテレビコマーシャルなど様々な媒体を使用してアピールしていました。その後も一部改良やマイナーチェンジを重ね、ターボ車や特別仕様車の販売も行い、販売段数を順調に伸ばしていた時期です。


LA150(2014年12月~現在)

二代目と同じようにダイハツ工業のムーズを基本にOEM供給を受けるモデルとして発売されたステラの三代目は、ムーブのフルモデルチェンジに合わせて一緒にフルモデルチェンジが行われました。その結果装備内容がムーブと共通化され、価格もステラとムーブが統一されて差がなくなりました。車体のカラーもほぼムーブと同じ取扱いになり、多くの点で二代目とは異なり、ムーブと共通する箇所が多くなっています。その後も毎年のように一部改良が行われ、スマートアシストに単眼カメラを搭載して成功の向上を図ると共に、歩行者との事故を未然に防ぐ衝突安全機能なども加えられました。現行モデルとして今なお街中で数多く見かけるステラ三代目は、歴代モデルと比較しても見た目は勿論ですが、機能面も含めて様々な部分がステップアップをしていることが良く分かります。

まとめ

ステラの歴代モデルを振り返ってみていかがだったでしょうか。人の目に触れる見た目のカッコよさを追求している点は勿論ですが、乗った人にしか分からない車体内部に関するこだわりが大きく、比較を重ねるごとにより優れた走りを実現できるのが良く理解できます。軽自動車というと昔はランクが下に思われ、何となく引け目を感じて所有する時代もありましたが、現在の軽自動車は格別で、特にステラの仕上がりは他と比較しても抜群の高性能です。スマートでコンパクトな車体でありながら、普通車に負けない装備や走りが充実しています。男女年齢を問わず選ばれる車となっているステラは、これからも多くの方のカーライフをより良いものとする存在になるはずです。まだ乗り心地を試していない方は、是非一度その走りを体感してみてはいかがでしょうか。