ランサーエボリューションの歴代モデルの概要やスペックを紹介!
- 2017.09.18
- ニュース 記事一覧
- ランサーエボリューション, 歴代, 比較

E-CD9A(1992年9月~1996年8月)
1992年9月に発売された初代モデルのランサーエボリューションは、第一世代と言われる部類に属します。通称エボⅠと呼ばれていて、数々のラリーに参加した経験を持っています。その後1994年1月にエボⅡと呼ばれるE-CE9Aが販売台数を限定して発売される。車体のカラーは、様々な好みに合わせて対応できるように、スコーティアホワイト、クイーンズシルバー、ピレネーブラック、更にはムーンライトブルーが発表されました。1995年1月に発売されたエボⅢと呼ばれる車種は、見た目の外装だけでなくエンジン部分の改良も行われ、出力270PSまで向上させることに成功しています。エボⅡと同じように、カラー展開にも力を入れ、5色から選べます。
E-CN9A(1996年8月~1998年1月)
ランサーのフルモデルチェンジに伴って車体をより一層スポーティな印象にしたエボアラビアⅣは、歴代モデルと同様に生産を限定するスタイルを維持したままですが、優れたデザインの効果によって、多くの数を生産する形に繋がりました。引き続きラリーでの活躍が期待される構造となり、車体カラーも好みによって選べる5色展開です。アクティブ・ヨー・コントロールを搭載したことで、旋回性能が向上したのが特徴です。その後のエボアラビアⅤなどにも繋がる仕上がりとなったことは言うまでもありません。
GH-CT9A(2001年2月~2007年4月)
2001年2月に発売され、今までの歴代モデルと比較しても少しおとなしい控えめなデザインとなったエボⅦは、数々のラリーや耐久レース専用車としてよりスポーティな印象が強くなりました。特にランサーエボリューションMIEVは、電気自動車として発売され、四輪全てにモーターを搭載する四輪駆動車として活用されたことに加え、通常のモーターとは違うアウトローター方式を採用しています。電気自動車ですが、シートなどの内装部分は一般車両と変わらない形状を維持して、快適な乗り心地が保たれています。
CZ4A(2007年10月~2015年8月)
2007年4月に新型発表が行われ、10月1日に発売されたランサーエボリューションXは、価格は300万円前後と安く購入できる車両ではありませんが、販売目標台数を4000台とするなど、自信作として世に送り出されました。限定生産販売が主流だったランサーエボリューションの歴代シリーズですが、この車種はカタログモデルとしてより多くの方が購入を検討できる形となりました。またAT車限定の免許しか取得していない方でも運転できるように、法律上AT車となる工夫がされていて、今までランサーエボリューションの運転を諦めていた方への販売促進が可能となった一台です。その後マイナーチェンジが毎年にように繰り返されましたが生産はストップしていて、現在は在庫販売のみの取り扱いとなっています。
まとめ
ランサーエボリューションの歴代モデルはいかがでしたか?長く愛される理由には秘密があり、様々な魅力が含まれていることが良く理解できたと思います。三菱を代表するランサーエボリューションですが、2015年4月に発売されたファイナルエディションを限定販売して全て納車が完了した2016年春には販売が終了しています。現在はホームページからも削除されていますが、多くの方が現在も歴代モデルを乗って使用しているケースが沢山あります。ラリーやカーレースでの活躍が期待できるスポーティな印象は、車好きの方は特に好む形状でしょう。特に中古車では人気が高く、市場に出回ってもすぐに買い手が見つかってしまうほどです。興味がある方は、是非根気よく探してみてはいかがでしょうか。