ホンダのライフは長年ユーザーに愛され続けた軽自動車

ホンダライフの気になる燃費は？

まず最初に、ライフの燃費を検証していきましょう。同車は5代に渡りモデルチェンジを繰り返してきましたが、その度に燃費性能の向上に成功しています。最新である5代目は19.6km/Lとなり、当然ながら最も燃費効率の良い車種となっています。また、i-DSIエンジンを採用しており、快適な発進とストレスの無いスムーズな走行を可能としています。さらには、リアルタイム4WDというシステムがあり、普段はFF走行、デコボコ道になると4WD走行に自動移行するスペックが搭載されているのです。

ホンダライフの要チェックポイントである内装を紹介

次に、快適なドライブに欠かせない内装やスペックを見ていきましょう。車両重量は平均900キロ程度と、歴代モデルに比べても軽量化に成功しているのが特徴です。3眼メーターを装備しており、運転に必要な情報を視覚で得やすいほか、電動パワーステアリングのハンドルなので操作もしやすいです。収納はベビーカーやポリタンクといった、大きめの荷物も余裕を持って置くことができるような広い設計となっており、さらには車内に装着されているポケットも数種類あり、広々としたスペースと相まって、ドライブ中でもストレスを感じることなく過ごす事ができます。

ホンダライフの値引き事情を徹底検証

ホンダライフの値引き事情はどうなっているのかを次に検証していきましょう。スズキのワゴンR、ダイハツのムーヴ、日産のモコなど、競合する他社の軽自動車はたくさん存在するので、ホンダのディーラー間でも交渉するなどのテクニックを駆使すれば、最大15万円程度の値引きが可能になるでしょう。新車価格は100万円台なので、100万円以下で購入する事も可能になってきます。一方で中古価格は約半分の50～60万円台が相場となっており、修復歴や走行距離など、どれくらい使用されているかによって新車と中古のどちらを買うか、判断の基準になるのではないでしょうか。

ホンダライフの中古相場を余すところなく紹介

それではライフの中古相場はどうなっているのか、最後に見ていきましょう。2014年の5代目最新モデルだと、人気のあるものなら平均して50万円台が相場となっています。ただし車種によって多少のバラツキがあり、30万円台から70万円台までバラエティに富んでいます。一方で2003年に発売された、1つ前のモデルである4代目の中古相場は平均して30万円台となっており、最新モデルに比べると約20万円くらい安めとなっています。総じて最新モデルと4代目モデルの中古相場には大きな差は無く、必要に応じてどちらのモデルを買うか判断できそうです。

まとめ

以上見てきたように、2014年に販売が終了したライフですが、中古相場においても多くの車種が依然として取引の対象になっており、まだまだユーザーに根強い人気を誇っていると言えます。親切設計のメーター周りやハンドリングの良さ、静かな走行音など運転のしやすさを徹底追及したスペック。長旅でもストレスのたまらない、広々とした車内。大量の買い物にも耐えられる、荷物置きスペースの充実など、ライフはまさに至れり尽くせりでユーザーの要求に答えた車両となっています。そして中古はもちろん、新車でも買い求めやすい値段設定になっており、数多ある軽自動車の中でも、真っ先に購入への意欲がそそられる車種と言っても過言ではないでしょう。