日産のモコは可愛らしいデザインが特徴の軽トールワゴン

基本となる日産モコの燃費を検証
まず最初に、モコの燃費やエンジンなどの基本スペックを紹介していきます。3代に渡り徐々に燃費性能の向上化を図ってきた同車ですが、最新の3代目において、2WD車のJC08モードで燃費30km/Lを達成しました。また、リチウムイオンバッテリーと高性能の発電機によって、オーディオやメーターなどの電装品に電気を供給しているので、ムダなガソリンの消費を抑える事にも成功しています。さらには普段のドライブにおいて、一定の条件下で自動的にアイドリングストップ機能が働く仕組みになっており、まさに様々な側面において同車はエコを意識したスペックとなっています。
心地よい運転を意識した日産モコの内装は?
女性に特に人気の高いモコの内装を次に紹介していきましょう。運転席周りはメーターやオーディオなどが、前モデルに比べはるかに大きくはっきりしたディスプレイとなって、非常に見やすくなっています。運転席からの視界がやや悪く、ギアが固いという欠点はあるものの、基本的に普段の走行はエンジン音も静かでストレスを感じません。シートは前後160mmの幅でスライドでき、リクライニング機能もついているので、ゆったりとした座り心地が味わえます。
日産モコの気になる値引き額はいくらか
次に、日産モコの値引き額を検証していきます。残念ながら2016年に新車販売を終了しているので、中古車店で新車が販売されていた場合の価格を想定しています。交渉の頑張り次第となりますが、モコは他の軽自動車と比べて値引きがききやすい傾向にあり、平均で8~10万円、うまくいけば13万円くらいまで値引きできる可能性があります。モコの新車価格は平均130万くらいなので、運が良ければ110万くらいで購入できるでしょう。一方で中古車相場は平均70万円くらいなので、状態次第では新車を購入したほうが得になるかもしれません。
日産モコの中古相場はいくらなのか、徹底解剖
最後に、モコの中古相場を検証していきましょう。最新の3代目モデルの平均は約75万円となっていますが、40万円台から90万円台まで、その価格にはかなりのバラつきがあります。しかし走行距離は1万km前後のものが多いので、新品感覚で買えると言っても良いのではないでしょうか。一方で先代の2代目モデルは30万円から60万円台の間で落ち着いているようです。こちらは走行距離が5万kmを越えるものも多く、修復歴のある車もあるので、購入の際はよく調べる必要があります。
まとめ
日産モコの特徴を色々な角度から紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。低燃費であり、かつエコを意識したスペックによって快適なドライビングを可能にした同車ですが、一方で女性を意識した、すっきりした内装も見逃せません。4人が乗ってもゆったり座れるようなシートの作りでありながら、ドライブ中でもストレスを感じさせないようになっています。さらに運転席においては各種情報を知らせるディスプレイ部分が見やすくなっていて、快適な運転が約束されています。最新モデルである3代目は既に販売が終了しているものの、新車価格は130万円程度、中古価格でも約75万円と、依然高い人気が伺えます。2代目モデルの購入も視野に入れつつ、自分にピッタリと感じるモコを選びたいものですね。