スポーティなのに日常使いに便利!スズキのマルチハイブリッド ワゴンRスティングレーのスペック

スポーティなのに日常使いに便利!スズキのマルチハイブリッド ワゴンRスティングレーのスペック

(スズキ)ワゴンRスティングレーの燃費は?

スティングレーにはガソリン車のLシリーズもありますが、この車のセールスポイントといえばマルチハイブリッドです。こちらを搭載したシリーズについて燃費を検討してみましょう。最高はノンターボのXシリーズで、メーカーが発表している数字は、JC08モードで33.0km/L(2輪駆動車)。4輪駆動でも30.4km/Lと、このクラスで最近は「お約束」ともいえる30km/L+をクリアしています。ターボ搭載のTシリーズでは2WD/4WDがそれぞれ28.4km/L、27.0km/Lとなりますが、走りを考えれば十分検討に値するパフォーマンスと言えるでしょう。ちなみにLシリーズは2WD26.8km/L、4WD25.4km/Lとなっています。


(スズキ)ワゴンRスティングレーの内装は?

スポーティタイプに入るスティングレーですが、そこはやはり軽自動車ですから、一般的には買い物だったり送迎だったり、日常生活における様々なシーンでの使われ方がメインでしょう。特にモデルチェンジ後は随所にその工夫が見られます。前の座席にはバッグ類を吊り下げられるショッピングフック。ほんの小さな買い物に助手席を占領されることは、もうありません。後部座席は左右に全長90cmまでの傘が取り付けられるアンブレラホルダーが設置されています。リアシートの座席下は収納スペースもあり、積載量の限られた軽自動車では嬉しい工夫です。

(スズキ)ワゴンRスティングレーの値引き

今年2月にモデルチェンジしたばかりなので、まだそれほど値段は崩れていません。むしろ5年ぶりのモデルチェンジということで人気が集中し、高止まりしている傾向もあります。各情報サイトによると、値引きの相場はせいぜい5万円。モデルチェンジ前の5代目でも新車は10万~20万程度の値引きで販売されていましたから、そもそもそれほどバーゲン対象になる車種ではないと言えます。全方位モニターなどオプションでのサービスを期待するほうが、現実的かもしれません。


(スズキ)ワゴンRスティングレーの中古相場

2017年2月発売のニューモデル(6代目)は、当然ながらまだほとんど中古車市場に出回っていません。中古車としては2012年発売の5代目が現実的な選択肢となりますが、人気車種のためかなり高止まりしています。2015年式以降はおおむね130万円を超え、新車と大きく変わらず、中には150万円と新車を上回りかねない強気の設定も見られます。100万円を切るのはだいたい2013年モデル以前あたりで、さらに走行距離が3万km以上になると70万~80万円代もちらほら見受けられます。「わけあり」を除けば、おおむね底値は50万円といったところでしょう。

まとめ

モデルチェンジほやほやで、注目の集まっているワゴンRスティングレー。もともと人気の高い車種なので、新車でも中古車でも相場はそれほど荒れていません。スペック的に気に入ったら、どこで買っても損をすることのない、安心の車種と言えるでしょう。ガソリン車にも、もちろん捨てがたい魅力はありますが、やはりスティングレーの売りはマルチハイブリッド。メーカーサイトでも明らかに「推し」が見てとれます。価格的にそれほど大きな違いはなく、オプション装備の選択肢を考えるとむしろ手頃かもしれないので、一考の価値はあります。地球だけでなく乗る人にも優しいスティングレーの内装は、美しさもさることながら機能性が光ります。買い物、雨の日など使用シーンでのちょっとした面倒に、様々な工夫で応えてくれています。