商用目的の軽バンでありながら半世紀以上の根強い人気を誇る!ダイハツの働き者軽バン ハイゼットカーゴ

商用目的の軽バンでありながら半世紀以上の根強い人気を誇る!ダイハツの働き者軽バン ハイゼットカーゴ

ダイハツハイゼットカーゴの燃費は?

ダイハツ ハイゼットカーゴは、坂道や荷物積載時でも安定した加速ができ、燃費に優れた最新型のツインカムエンジン『TOPAZ NEO(トパーズ ネオ)』を採用しています。JC08モードで、クルーズターボを除く全車両でマニュアル車では17.2km/L、オートマ車では16.2km/Lの高燃費を達成しています。また、クルーズターボでは、マニュアル車では17.2km/Lと他の車両と同じで、オートマ車だと15.4km/Lとやや低めになっています。そして、2015年のマイナーチェンジで電子制御式4ATや電子スロットルの採用し平成27年度燃費基準を達成しています。


ダイハツ ハイゼットカーゴの内装や仕様は?

軽自動車でありながら隅々まで有効的に利用できる空間が特徴です。例えば、パンケースなら66ケース、ビールケースなら36ケース、ミカン箱65箱が余裕で入ります。また、ドア開口部が大きくシートが低めに設計されているので、配達で頻繁に乗り降りするときには便利です。そして、インパネをコンパクトにしたおかげで運転席の奥行きが広くなり、タイヤハウスも小さくすることで足元が広々としており、長靴をはいての操作もラクです。キャブオーバー型のレイアウトは発売当初より変更はありませんが、前面衝突を防御するようなフレームが組み込まれており安全機能が向上しています。

ダイハツ ハイゼットカーゴの値引きは?

ダイハツ ハイゼットカーゴの2004年モデルの目標値引き額は5万~10万円が相場ですが、デラックスMT車新車価格102万円に対して値引きはありません。乗用車に比べ値引き額は小さいですが、ライバルのスズキエブリィを引き合いに出すともう少しアップする可能性はあります。しかし、オプションの値引きは期待できそうにありません。車検整備付で走行距離が5万Km以下だと30万から40万円程度、車検整備無の走行距離が5万kmを超えると10万円程度で収まります。ただ、商用車は乗用車に比べて長距離を走りますので走行距離数は大きなポイントになります。


ダイハツ ハイゼットカーゴの中古相場は?

ダイハツ ハイゼットカーゴの2004年モデルの平均相場は、車検整備付なら34万円、車検整備無なら20万円。そして、商用車選びの重要なポイントになる走行距離が10万Km以上では、26万円となっていてオートマ車が多く出回っています。また、2003年モデルの平均相場は、車検整備付なら27万円、車検整備無なら24万円。そして、商用車選びの重要なポイントになる走行距離が10万Km以上では、27万円となっています。MT車の方が値段も安く燃費も良いのですが、ドライバーがAT者の運転に慣れているなら、値段や燃費よりも安全に運転できることを優先する方が良いでしょう。

まとめ

発売が1960年という驚きのロングセラーであるダイハツ ハイゼットカーゴは商用車として日本経済の向上に貢献した車だと言えます。エアバック、エアコン、パワーウインドウ、CDステレオなど普通乗用車と変わらない仕様で、ビジネスシーン以外でも活躍できそうです。もちろん、広々とした積載スペース、乗り心地を良くした長いホイールベースなどビジネスユーザーの要望を満たしているので人気が落ちるわけありません。その上、すべてのメーカーの軽バンで電子制御AT式を採用しているのはハイゼットカーゴだけなのです。ですから、低燃費でスムーズな加速が約束できます。ほぼ1日車で過ごすビジネスユーザーの方にとっては愛着を感じる1台になると言っても過言ではありません。