世界的な人気を誇る日産のスタイリッシュスポーツカー フェアレディの特徴とは

世界的な人気を誇る日産のスタイリッシュスポーツカー フェアレディの特徴とは

日産フェアレディZの燃費と性能は?

フルモデルチェンジした6代目フェアレディZ(Z34型)は、JC08モード9~9.2km/Lと、走りを重視したスポーツカータイプならではの燃費といえます。前モデルのZ33型は、JC08モード9.2~9.6km/Lと多少の差が生じていますが、走行性能やデザイン性の向上が話題をよんでいます。Z34型には、V6 3.7L VQ37VHR型エンジンが搭載され、排気量が200cc増加するなど一層パワフル仕様に改良されています。トランスミッションは、マニュアルモード付き7速ATとシンクロレブコントロールを採用した6速MTになっています。またホイールベースを100mm短縮することでハンドリング性能が向上している点もポイントです。


フェアレディZの外観や内装は?

フェアレディZは、5色のボディにマッチしたカラフルなシート地がとってもスタイリッシュ。ドライバーの走りを完全サポートするドライビングポジションのコックピットに、大型の3連メーターを採用するなど細部にわたって配慮されています。またスポーツカーでありながら、運転席・助手席シートバックスペースやカップホルダーなど収納スペースも充実。外観はヘッドライトとテールランプがブーメラン型になり、丸みをおびていたZ33に比べてシャープなイメージのフォルムに変更されています。

日産フェアレディZの新車値引き価格は?

フェアレディZの新車価格は約383~629万円です。新車値引き価格は約27万円なので、約356~602万円で購入することが可能です。2016年式フェアレディZの中古販売価格は380~400万を超えており、NISMOにいたっては560万円以上となっています。2014年式になると300万円以下で入手できるものもあり、走行距離が5万以下のものは中古でもお得感があります。前モデルのZ33は年式が古くなるため39万円~の販売もありますが、入念にカスタマイズされた中古車は応相談や480万円を超えるものが見られます。


日産フェアレディZの中古相場はいくら?

2008年に販売され現在も新車購入が可能なフェアレディZ。2012年のマイナーチェンジ前のものが多く取引されており、2008年のフェアレディZバージョンSなどは190万円前後で販売されています。フェアレディZニスモになると180~270万円になります。2017年式は中古販売台数も少なく2016年式は400万円前後で販売されています。全モデルの平均価格は129.9万円になり、最安値で35万円、最高価格は399万円という数字がでますが、愛好家の多いフェアレディZは応相談というなかなか値段がつかないものもあります。

まとめ

1969年に初代S30型系が発売されたフェアレディZ。スタイリッシュで高スペック、なのに安価であったため、日本を代表するスポーツカーとして大ヒットを飛ばしました。1989年から2000年までロングランヒットしたZ32型は、今も根強い人気を誇ります。2008年に販売された6代目Z34型は「すべては走りのために」というキーワードのもとに生まれ、世界トップレベルの走行性能とダイナミックなデザインに仕上がっています。その走りに魅了されたコアなファンも多く、中古車市場でもフェアレディZの人気は衰えを知りません。2017年に6代目が発表されるとの情報もあり、新しく生まれ変わるフェアレディZのスペックや、新車価格と中古価格の変動も気になるところです。