スタイリッシュスポーツがテーマの三菱軽セミトールワゴン eKワゴンの特徴

スタイリッシュスポーツがテーマの三菱軽セミトールワゴン eKワゴンの特徴

三菱eKスポーツのエンジンと燃費は?

三菱eKスポーツは2002年に発売が開始され、2006年にフルモデルチェンジが行われています。エンジンは直列3気筒SOHC12バルブで、「X」には自然吸気仕様、「R」にはターボチャージャーが搭載されました。駆動方式は、それぞれにFFとフルタイム4WDとがあります。燃費は近年の軽自動車と比べてはあまり良いとは言えず、Xの10・15燃費は、2WDで19.0km/L、4WDで18.2km/Lです。ターボ搭載車のRでは、2WDが17.0km/L、4WDが15.2km/Lにとどまっています。


三菱eKスポーツの内装やデザインの特徴は?

eKスポーツの車内は、ブラックを基調としたクールなデザインです。ダッシュボードのセンターには、デジタルとアナログを組み合わせたハイブリッドメーターが配置されています。その下にはメタリカルなスイッチパネルが大きくはめ込まれており、インパネ周りも個性的です。本革巻きのステアリングは標準装備で、ホールド性を高めるRECARO社製シートはオプションでした。フロント・リア・ルーフのスポイラ―と大型バンパーを装着したフルエアロボディで、Xは13インチ、Rは14インチのアルミホイールが標準装備です。

三菱eKスポーツの値引きと購入金額は?

三菱eKスポーツの新車値引き額を調べてみると、生産販売中であった過去には、10万円程度の値引きがされていたようです。様々なグレードやモデルを含めた新車の価格は約126万円から160万円ほどだったので、新車での購入価格はおよそ116万円から150万円程度であったと思われます。モデルチェンジ後の2代目eKスポーツの中古車価格を調べてみると、Xが10万円前後から70万円台まで、Rが10万円前後から90万円前後までと、年式や装備によって幅があります。


三菱eKスポーツの中古価格は?

モデルチェンジ後の2代目eKスポーツの中古車価格を、年式を遡って調べてみました。Xでは、2012年以降のものは60万円台が多く、2010年から2011年では40から60万円台、2006年から2009年では10から60万円台と、最安価格は下降するも上限にはほとんど変化がありません。Rでは、2012年以降のものは40から90万円台、2010年から2011年では30から80万円台、2006年から2009年では10から70万円台と、価格帯が少しずつ下がっていきます。安くなっている車も多少ありますが全体的に年数が経っても安定した価格を保っているようです。

まとめ

三菱のeKスポーツは、2013年に生産が終了した後も多くのファンに愛され続け、数年経った今でも人気があるモデルです。軽自動車でありながら加速の良さや力強い走りには定評があり、スポーツチューニングされた個性的なスタイルも好まれています。近年の軽自動車は、規格変更の影響もあって広い室内スペースを持つ車が増えました。環境性能も年々進化し、低燃費化も進んでいます。eKスポーツは規格変更前のモデルなので車体も小さく、燃費もあまり良いとは言えませんが、eKスポーツにしかない魅力がコンパクトなボディに詰まっているのです。生産終了となって希少価値が上がったことも、マニア心をくすぐっているようです。中古車市場にはまだ様々なeKスポーツがありますので、今のうちに是非検討してみてください。