スズキの軽トールワゴンパレットは多様なシーンで活躍!その特徴とは?

スズキのパレットの燃費はどれくらいか?
スズキのパレットの燃費はどれくらいでしょうか。カタログで見る限りは22km/Lですが、実質は18.6Km/Lぐらいのようです。OEMとして2009年12月に日産のルークス、2012年6月にはマツダのフレアワゴンの名前で販売されていました。全車に電動格納式ドアミラーが装備されており、その他にも安全性能として自動的にブレーキ制御ができるABS(EBDつき)や、夜間走行やトンネル内でも嬉しい自発光式メーター等が標準装備となっています。特筆すべきは運転席ハンドル下側に、スズキ初となるETC車載器(アンテナ分離型)の取付スペースが設置されたことでしょう。
スズキのパレットの内装や安全装備は?
スズキのトールワゴンの先駆け的な位置づけになるこのパレットですが、低いステップで、このクラスの車としては初めて、後部座席に対して両側スライドドア採用したことでも支持を集めていたのではないでしょうか。まさに家族向けの、人にやさしい車と言えるでしょう。また軽なので小回りも効いて、取り回しも良く、広々とした快適空間となっています。シートも柔らかいベージュでそれなりの質感です。また足回りは横揺れを抑えるフロントスタビライザーと、車軸を支えながら路面の凹凸を吸収し振動を抑えるリアサスペンションがついていて、乗り心地もフワッと柔らかい感じです。
スズキのパレットをお値打ちに買うには
2013年2月に後継車種となるスペーシアの発表とともに、製造終了となりましたが、根強い人気がある車種です。また販売中止になっているので、今ある台数よりも減ることはあっても、増えることはありません。そのため限られた台数しか供給できないので、人気がある車種だと値引きがしにくいかもしれません。パレットの後継車種であるスペーシアの新車値引き価格が13万円ほどです。ここまで値引きが出来るか分かりませんが、もし買い替えで車があるなら下取りに出すというのも、値引き交渉としてはありです。
スズキのパレットは中古で買うといくらぐらい?
パレットの中古車の販売価格を見ると平均価格は70.6万円で、最安価格が29.8万円、最高価格が112万円となっています。パレットの新車時の値段は124万から172万なので、状態が良くても、4年分の値引きとなるのでしょう。なにぶん販売中止になっているため、自然と淘汰されていくと思われますが、これ以上値段が高くなることはないと思われます。安全性能や快適な運転環境を求めるとしたら、やはり一つ前の型落ち程度にしておいた方が無難ですし、整備や故障を考えれば、古くなればそれだけリスクは高まります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ダイハツのタントに対抗してスズキが作り上げたパレットですが、今は販売中止になり、後継車種であるスペーシアにその役目を譲る形となりました。低いステップを設け、後部座席の両側をスライドドアにし乗り降りを楽にして、さらにハイトワゴンなので、視界もよく運転もしやすい車であると言えるでしょう。運転を快適に感じさせる装置も充実しており、全車に横揺れ防止のフロントスタビライザーを標準装備、さらに自動車の車体と車輪をつなぎ、路面からの振動や衝撃を吸収するリアサスペンションも標準搭載されていました。燃費も18.6Km/Lと、そこそこの数値です。軽ハイトワゴンをお考えで、安く車を買いたいと思っているなら、選択肢に入れて良いと思います。