車好きなら一度は乗ってみたい!憧れのセダン トヨタ セルシオ

車好きなら一度は乗ってみたい!憧れのセダン トヨタ セルシオ

トヨタセルシオの気になる燃費は?

まず、トヨタセルシオの燃費を検証していきましょう。2003年の3代目F30型モデルだと、JC08モードで8.9km/L、実燃費は7.12km/Lとなっています。お世辞にも良い燃費とは言えませんが、ありとあらゆるスペックが高性能なのでそれも仕方ないかもしれません。その代表と言えるのがエンジンです。全シリーズにおいて、4000cc超の排気量を誇るV型8気筒のエンジンを標準搭載し、静かな音ながらパワフルな走行性能を実現しており、国産車の中でも最高級の品質となっているのです。


トヨタセルシオの内装を徹底分析

次に、トヨタセルシオの内装はどうなっているのか見ていきましょう。全体的に、ヨーロッパの外車に乗っているかのような気分になります。シートはブラックのみとなりますが、セミアニリンという特殊加工を施しているので、単なる本革とは違う高級感を感じられ、柔らか味のある座り心地を再現しています。最新モデルでは全長が20mmと幾分伸びたので、車内スペースも多少広がりました。また、乗り心地の良さを追求したエアサスを採用しているので、車に乗っていても衝撃を感じる事が少なくなっています。

トヨタセルシオの値引き額はどれくらいか

トヨタセルシオはどれくらいの値引き額になるのか、次に見ていきましょう。残念ながら2006年に販売を終了しているのでシミュレーションになってしまいますが、高級車ゆえに値引きもかなりシビアなものとなっています。おおよそ5万円くらい値引きできれば御の字でした。本体価格は200万円台のものもあるので、あまりお得感は無いかもしれません。中古車になると100万円台になるので、とにかくセルシオに乗ってみたい、というユーザーであれば値引きの事はあまり考えず、中古車の中でも状態の良いものを選んで購入するのがベターかもしれませんね。


トヨタセルシオの中古相場を探る

最後に、トヨタセルシオの中古相場はどのくらいなのか、見ていきましょう。2014年型で探ると、平均こそ110万円台なものの、50万円台から200万円台のものまで、価格にはかなりバラツキがあります。走行距離に関しては10万kmを越えているものが多いので、内装などの状態面に大きな違いがありそうです。良く調べてみましょう。一方で先代モデルは高くても80万円台で走行距離も10万kmを越えていないものが多く、とにかくセルシオに乗ってみたい、というユーザーにとっては現行モデルよりも先代モデルの方が良い買い物になる可能性が高いです。

まとめ

以上見てきたように、セルシオは高級セダンとして1989年に初代が販売されて以来、車に興味のあるものなら誰しもがあこがれる対象となり続けていました。静かながらパワフルなエンジンが全シリーズに標準搭載されており、快適で爽快なドライブを楽しめるうえに、内装も別世界に来たかのような上質な作りとなっています。中古市場では残念ながら、現行モデルはあまり安い価格で購入する事はできませんが、前モデルでも充分にセルシオの世界観を体験する事はできます。惜しまれつつ2006年に販売を終了し、後継モデルとしての地位はレクサスに受け継がれましたが、いまだに中古市場で高い人気を誇っているように、車好きの間ではその「伝説」が長く語り継がれることでしょう。