ビッグスペース×タフボディ!トヨタのハイエースバンが安心の理由

ビッグスペース×タフボディ!トヨタのハイエースバンが安心の理由

(トヨタ)ハイエースバンの燃費は?

ハイエースバンには5人定員のGLと6人ないし9人定員のDXの2つのシリーズがありますがここでは荷物の積載に重点を置いたGLの標準ボディ車のほうで見ていきましょう。JC08モードで3000ディーゼルが11.2km/L、2000ガソリンはAT10.2km/Lと発表されています。ディーゼルには4WDの設定もあり、こちらは10.4km/L。サイズの大きいワイドボディ車はおおむね5%、低い数字になっています。一部車種を除き平成27年度燃費基準+5%を達成しており、このクラスではトップクラスにあります。


(トヨタ)ハイエースバンの内装は?

コマーシャルユースの多い車ですから、最も気になるのは荷物スペースですが、空間の体積だけでなく積載しやすさも気になるとことです。床面地上高は62cmと低く、もちろんフルフラット。サイドドアとバックドアには軽く押しただけで完全に閉まるイージークローザーを装備しています。運転席と助手席の間は障害のないウォークスルーを採用し、運転席側から乗降できない時でも楽に対応できます。またGLタイプは前列と後列のシートを組み合わせることでフルフラットを実現し、長距離運転時の仮眠などが楽にできるよう工夫されています。

(トヨタ)ハイエースバンの値引き

現時点でのハイエースバンの目標値引き額は、はっきりしません。どういうわけかネット上に情報がないのです。近い情報でいうと、乗用・10人定員の同系車ハイエースワゴン(新車価格は40万円ほど高い270万円~)では、21万円が値引き相場とのことです。新車価格233万~のハイエースバンに率であてはめると19万円程度、売価214万円ぐらいという計算になります。また2015年時点で車体値引きが10万円~20万円、2013年で10%~12%程度という報告が見られます。一概には言えませんが、そう大幅に新車で値引きする車ではないと考えられます。


(トヨタ)ハイエースバンの中古相場

2004年夏に現行5代目にモデルチェンジして以降、中古車市場でも人気は高く、ほとんど値崩れしていません。平均で216万円と、新車の最廉価クラスと大差ありません。グレードの違いが中古車相場にそのまま反映しており、価格帯のボリュームゾーンは220万~250万円あたりと、140万~160万円あたりの2カ所にかたまっています。デフォルトの付属物が少ない商用車ですので、オプションがどれだけ付いているかに価格メリットを見出すのも、中古車選びとしては考えられる方法です。

まとめ

高度成長期の真っただ中1967年に、商用車として登場した歴史あるハイエースの本流にある車です。トヨタ製ということである意味、日本経済の発展を下支えしてきた車の一つともいえるでしょう。バン、ワゴン、トラックなどいかにも商用車の系譜をたどりながら、今のモデルに落ち着いたのが2004年。産業構造の変化からトラックは廃止されました。現在、荷役ベースのハイエースバンと乗用10人定員のワゴンに大別されます。世界に冠たるトヨタの車ですから、積みやすさ、乗りやすさはいうまでもなく、長時間ドライブや仮眠への対応など工夫が随所に見られ、様々な乗られ方をする商用車といえども堅牢性・信頼性ともきわめて高く、中古車市場でも高い評価を価格設定を獲得しています。