ベントレー コンチネルスーパースポーツ 最新情報【2017年最新版】

世界で最速の「4人乗りコンパーチブル」

ベントレーの「コンチネンタルGT」は、高級車らしいラグジュアリーな内装でありながらもスポーツカーの走行性能も兼ね備えているという、同社が自信を持っておすすめしている高級スポーツカーです。2017年1月6日に、その「コンチネンタルGT」の上位モデルとなる「コンチネンタル スーパースポーツ」が発表されました。
これは「史上最強のスーパーカー」という触れ込みがあるくらいの車になる予定で、従来のコンチネンタルGTの「GT」がつかなくなっていることで、同モデルとは大きく変わっていることがわかります。コンチネンタル スーパースポーツは、「ベントレー史上で最速のモデル」となります。
また、オープンモデルのコンチネンタル・スーパースポーツ・コンバーチブルも、0-100km/h加速3.9秒、最高速度330km/hという数値を持つ、「世界最速4人乗りコンパーチブル」です。

「スポーツカーらしさ」をさらに強調

コンチネンタル スーパースポーツのエクステリアについてです。ボンネットは従来のコンチネンタルGTと違うデザインとなり、フロント・サイド・リアも専用エアロパーツが装着されており、「これぞスポーツカー」という雰囲気が一層アップしています。車の内部は黒を基調とした色合いに、白・赤がアクセントとして入り、ダイアモンド柄パネルが高級感をさらに際立たせています。インテリアは新デザインのレザー/アルカンターラがふんだんに採用されていて、ダッシュボードとトリムは格子柄カーボンファイバーの仕上げになっています。ベントレーお馴染みの、ウッド・パネル等のトリムも選択できます。また、空気力学を意識したという「リアスポイラーアンドフロントスプリッター」セットを、オプションとして取り付けることもできます。内装やインテリアも、スポーティー・レーシーさを全面に押し出しているという印象です。

ベントレー史上最強スポーツカーの実力は？

このタイプの車では、やはり一番気になるのが走行性能でしょう。
スポーツカーを選ぶときは、どれほどの速さで、操作感や乗り心地はどうなるのかが知りたいですよね。「世界最速4シーター」「ベントレー史上最強」というコンチネンタル スーパースポーツは、W型12気筒ツインターボ/エンジンが改良されて、最高出力が710ps、最大がトルク103.7kgmとなり、最高速度336 km/hという脅威の性能になっています。間違いなくベントレーでは最もパワフルかつ最も速い数字になります。それだけでなく、ハンドリングや制動力もアップしています。
早くなればなるほど、ハンドリング・制動力も気になりますよね。サスペンションはコンチネンタル GTより低く固められ、「GT3-R」で採用されていた「トルク・ベクトリング・システム」も搭載しています。全輪駆動のシステムは、通常時において駆動力の60％ほどを後輪に配分しますが、トラクションに応じ前後のトルク配分が微調整されるシステムです。重量がある車体を、速い速度から安全に減速させるために、フロント16.5インチ/リア14インチという、現在では最大級という巨大カーボンセラミックブレーキを標準装備しています。

コンチネンタル スーパースポーツの主要スペック

ベントレー コンチネンタル スーパースポーツの現在発表されている主要スペックです。エンジン・W型12気筒ツインターボ/エンジン
最高出力・710ps、
最大トルク・103.7kgm
0-100km/h加速・3.5秒
最高速度・336 km/hオープンモデルの「コンチネンタル・スーパースポーツ・コンバーチブル」もクーペモデルより少しダウンしますが、0-100km/h加速・3.9秒、最高速度は330km/hという、4人乗りのオープンカーとしては世界最速のモデルになっています。気になる価格のほうは、クーペモデルが3,050万円、コンバーチブルモデルが3,350万円という情報があります。

まとめ

「世界最速の4シーター」であり、スポーツカーさを全面に押し出した新型「ベントレー・コンチネンタル・スーパースポーツ」の最新情報でした。ベントレー コンチネンタル・スーパースポーツは、より洗練された乗り心地が大切となるロングドライブ・デイリーユースにも適した「ラグジュアリーさと高パフォーマンスを兼ね備えたモデル」ということになるでしょう。その分、やはりお値段がかなり高めとなっています。
日本への導入、正式な販売価格等は現時点で公表されていませんが、日本円で3,000万円ほどになるとされていて、生産する台数も限られた限定モデルになるようですから、購入を検討している方はあまり時間はかけられないかもしれないので注意してください。