新興国で人気!コンパクトMPV モビリオ【2017-2018年最新版】

新興国で人気!コンパクトMPV モビリオ【2017-2018年最新版】

モビリオ 新型モデルの注目ポイント

まず最初に目を引くのがデザインの変容です。
室内の広さを追求した結果として、それまではミニバンと言いつつも角張ったワンボックスカーのような野暮ったい外観となっていた点が不評でした。
今回の改良新型ではその点が反省され、ストリームなデザインでイメージを一新。
フロントグリルとヘッドライトを一体化したソリッドウィングを採用。
3列シートで最大7人乗りという余裕のスペースを保ちながら、大胆と言えるほどに洗練された外観を実現させています。
高い走行性能と低燃費を両立する直列4気筒 1.5L i-VTECエンジンに、タッチディスプレイで操作する最新のインフォテインメントシステムと、運転支援システムHonda SENSINGを搭載し、快適な操作性能を向上させながら、衝突軽減ブレーキシステムや、路外逸脱抑制機能など、安全性能も余さず補われています。
また、ラインナップにはスポーツグレードの「RS」が追加されており、MPV愛好者以外からも幅広く関心を集めています。


ホンダ モビリオ エクステリア、インテリアの特徴

国内生産されていた2008年までのモビリオは、ヨーロッパの超低床路面電車をモチーフにした、ショートノーズのコンパクトなデザインを特徴としていました。ややもすれば角張った印象も否めませんでしたが、今回の新興国向けで行なわれたマイナーチェンジでは、ヘッドライトとグリルが連続した形のソリッドウィングにすることで、フロントフェイスから大胆に流線形をイメージさせる外観となっています。
新設計のLEDデイタイムランニングライト、クローム仕上げのマフラーガーニッシュ、リアコンビネーションランプで外装を固め、室内は高さを確保しながら3列シートを並べる余裕の空間を収めており、多彩なシートアレンジを可能にしています。
また、後部のスライドドアがヒンジ式に変更されており、MPVとしての使い勝手が更に追求された感じとなっています。

ホンダ モビリオ 走行性能と気になる燃費

エンジンは i-VTECガソリンエンジン 1.5L 直列4気筒を搭載。
ホンダのエンジン開発の歴史でも小排気量と大出力が評判のエンジンですので、燃費の良さや走行性能の高さも充分納得できるスペックとなっています。
インドではディーゼルエンジン仕様も発売されているほか、路面状況の思わしくない新興国での走行を考慮した車高の確保など、地域による道路環境や交通状況に対応した走行性能もセールスポイントとして謳われています。
また、パワフルな走りが楽しめるスポーツグレードの「RS」、MTが設定されたベーシックグレードの「S」もラインナップされていて、ドライバーの好みに応じた選択の幅の広さも注目されるところです。


ホンダ モビリオ スペックと装備

全長 4,386mm、全幅 1,683mm、全高 1,603mmの容積に、7人乗りの3列シートをコンパクトに収めるMPVです。
ソリッドウィングでまとめたフロントグリルとヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、エアロホイール、クロームのマフラーガーニッシュを装備し、今話題の先進運転支援システム Honda SENSINGを始めとして、タッチディスプレイ操作の最新インフォテインメントシステム、衝突軽減ブレーキシステム、路外逸脱抑制機能、車線維持支援システム、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール、標識認識機能、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能など、最新の安全装備とドライビングシステムを実装しています。

まとめ

ホンダ モビリオは、2008年に日本での生産を終了したのですが、実に5年後の2013年、インドネシア国際モーターショーでアジア新興国向けブランドとして復活を遂げていました。
タイとインドネシアのホンダ研究所が共同開発した、外国産のホンダ車です。
道路の整備事情や交通状況などが日本での常識と大きく異なる新興国で生まれ変わったモビリオは、現地で見事に順応して絶大な支持を集めており、日本のメディアも注目している状況となっています。
気になる日本での販売ですが、可能性は薄いと言われつつも、スポーツグレードなど需要が高いラインナップについてのみ、逆輸入車として限定販売されることもあるかも知れないと言われているようです。
楽しみですね!