トヨタが誇る人気車種を振り返り!プリウス歴代比較【2017最新版】

トヨタが誇る人気車種を振り返り!プリウス歴代比較【2017最新版】

世界初の量産型ハイブリット車の誕生!初代プリウス

初代プリウスの登場初年度は1997年、当時は世紀末ということもあり近未来型のプリウスは大きな話題にもなりました。初代プリウスの特徴は何と言っても画期的な構造がポイントになっています。動力分割機構をコンパクトに仕上げることでシリーズパラレル方式を実現、ガソリンエンジンが電気モーターをアシストして走行するパラレルモード、エンジンを発電に切り替え電気モーターで走行するシリーズモードを可能にしています。初代ながらほぼ完成形に近く、未来へ羽ばたくプリウスの姿を予兆させるCMなど話題性は抜群でした。当時乗り出し215万円という価格も取りざたされることが多く、トヨタならではのブランド力も伺えます。2003年2代目へフルモデルチェンジするまで改良を重ねており、後期は1.5代目と呼ばれることもあります。


流線型のフォルムで人気を集めた!2代目プリウス

2003年から登場することになった2代目プリウスの大きな変更点はボディ形状が変わったことです。4ドアのセダンから5ドアのハッチバックへと変化、トライアングルシルエットと呼ばれる流線型のフォルムと海外へ向けたやや大型化されたことにより着実とプリウスの人気を高めていきました。エコなどの環境政策や時代の流れともマッチし、ハイブリット車として2代目プリウスが続々と選ばれるようになり、約9年間ほどこのモデルが継続していました。初代と比べて車体重量はやや重くなっているもののモードの燃費が向上し、33km/リッターとなっています。このことから友人や仲間内で燃費の話になりプリウスに買い替えたなどという人も多かったです。

出力が向上しパワーアップ!3代目プリウス

2009年1月に北米国際オートショーにおいて発表され、5月に発売が開始されたのが3代目プリウスです。新開発されたリダクション機能付THS-IIを採用し、大幅に出力がパワーアップ、2.4リッターガソリンエンジン車に匹敵するパワーを保有しながらも38km/リッターという省燃費を実現し、2代目プリウスの不満点や改善部分を補ったとも言える仕様になっています。フルモデルチェンジまで3代目が活躍、よりデザインの部分で大きく変化する4代目と比べても2代目と3代目は近いモデルとなっています。


デザインも大幅チェンジ最新型!4代目プリウス

2015年12月から日本でも販売開始されている4代目プリウスは最新型になります。前のモデルとはデザインも新しくしており、サスペンションやシャーシ、ハイブリットシステムを大幅な変化があるのも特徴となっています。最新型はトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー を採用していることも特徴となっており、乗り心地や走行性能でも当時かなり話題なりました。前までのモデルとは比べ物にならない快適さを取り上げるメディアも多く、2017年現在でも多くの方に注目されております。

まとめ

いかがだったでしょうか。皆さんも街でよく見かけるプリウス、歴代モデルごとに比較しても大きな違いがあることに気づけてもらったのではないでしょうか。なんとなく知っていたというポイントも、実際に画像などで比較してみるとこんなに違うのかと驚きや発見がありますよね。初代から最新型まで、トヨタの開発による部分やハイブリットシステムの向上など皆さんも知らなかったというポイントには今後も要注目ですよ。最新型のプリウスはなんといっても乗り心地やデザインの部分でも評価が高く、これから手に入れるならやはり最新型という方も多いです。そのためこれから中古車を選ぶ際には、ぜひプリウスのモデルごとで比較し検討してみるのが良いでしょう。