ハリアー歴代モデルの概要やスペックを紹介!

ハリアー歴代モデルの概要やスペックを紹介!

ハリアー 1997年12月~2003年1月

1997年12月、高級クロスオーバーSUVの先駆けとなったハリアー初代モデル発売開始。キャッチコピーは “”WILD but FORMAL””。まさにワイルドでありながらスーツも似合うフォーマル性をあわせ持つ車です。 海外ではレクサスRXとして販売されました。

車体は、3ナンバーサイズ、5ドアの5人乗り。最低地上高は185mmで高い悪路走破性を持ちます。快適性と安全面の装備はアッパーミドルセダンに匹敵するもの。エンジンは、直列4気筒2200cc~2400ccとV型6気筒3000ccの2種類で、駆動方式はFFまたは4WDが選べます。燃費は8.8~10.6Km/L(10-15モード)です。


ハリアー 2003年2月~2013年11月

2代目ハリアーは2003年2月17日、フルモデルチェンジで発売開始。初代モデルよりさらに高級感と走行性能を高めています。2005年からはハイブリッド仕様車をラインナップに追加、加速性能と低燃費を実現しました。

基本的な水平基調の外観デザインは初代を踏襲しながらも、より曲線的になり、車体サイズも一回り大きくなりました。全車にシートベルト警告ブザー、2鏡面式補助確認装置、ワイヤレスドアロック対応キー3本を標準設定、HDDタイプカーナビゲーション等、装備が大幅に充実しました。
エンジンは、2003年には直列4気筒2400ccとV型6気筒3000ccの2種類、2006年にV型3000ccを廃止し新開発の3500ccエンジンを採用。駆動方式は初代同様にFFまたは4WD。最上級グレード (AIRS) には電子制御エアサスペンションを搭載しています。燃費は9~11Km/L(10-15モード)です。

ハリアー 2013年12月~2015年5月

3代目モデルは、2013年12月2日ガソリン車販売開始。2014年1月15日ハイブリッド車発売開始。3代目から海外向けのレクサスRXと切り離され、国内専用車となりました。ボディは2代目より若干のダウンサイズ。外観にはシャープさと彫の深さが加わりました。ハイブリッドとガソリン車のグレードを統一。ハイブリッド仕様車は特に静寂発進と力強い加速が魅力です。

ホイールベースが2720mmから2660mmと短縮されたのに伴い、最小回転半径が5.7mから5.3mとなり、小回り性が改善しました。LEDヘッドランプを全車標準装備。パノラミックビューモニター(車両進行方向に近づく歩行者などを検知するシステム)を採用するなど、安全性能も強化しました。
エンジンは、直列4気筒2400ccと同2500ccの2種類。駆動方式はFFまたは4WD。ハイブリッド車は4WDのみ。燃費はガソリン車で14.8~16.0km/L、ハイブリッド仕様で21.4~21.8km/L(JC08モード)です。


ハリアー 2015年6月~2017年3月現在

2015年6月2日、3代目をマイナーチェンジしました。最上位仕様の「PREMIUM Advance Package」に、運転席から車体を透かして外を見るような映像を表示する「シースルービュー機能」を追加しました。ベーシック仕様「GRAND」に「プリクラッシュセーフティ」(オプション)を追加するなど先進安全装備を拡大。同日、特別仕様車「PREMIUM Style MAUVE(モーヴ)」を発売開始しました。
2016年6月1日、特別仕様車「PREMIUM Style ASH(アッシュ)」を販売開始。

スペックは3代目と同様です。

まとめ

発売開始から20年近くが過ぎた今なお、ハリアーの初代モデルが販売され続けています。街中で走っているのも見かけます。中古市場ではハリアー2代目モデルも大人気。3代目の発売から3年余り過ぎ、2代目は高級車種でも100万円台と大変お買い得です。3代目新型モデルは、よりスタイリッシュな造形となり、トヨタの誇る先進安全装備により、安全性・走行性も一段と向上しました。
初代から新型に至るまで変わらないSUVの力強さと高級セダンのような優雅さの両立が男女問わず愛される所以でしょう。フォーマルなシーンにも家族とのドライブシーンにも溶け込むハリアーを、あなたの家の愛車にする選択を検討してみてはいかがでしょうか。