クラウン歴代モデルの概要やスペックを紹介!

クラウン歴代モデルの概要やスペックを紹介!

GS171(1999年9月~2007年6月)

1999年9月に発売されたGS171は、1955年に初代クラウンが発売されて以来11代目に数えられる車両です。「21世紀へ。このクラウンで行く。」のキャッチコピーを掲げて20世紀が終わる直前に発売されました。窓枠を持つ4ドアセダンになったのを初め、前モデルから細かな点でも印象を変える様々な工夫が行われました。パトロールカーとしても広く使用されて全国各地に普及しているクラウンは、上質な乗り心地と安定した走行が実現している証拠です。


GRS18#(2003年12月~2008年2月)

2003年8月に発売された12代目は、ゼロクラウンと称されて広く親しまれています。主要なコンポネントであるプラットフォームやエンジンを新たな装備にして、今まで以上にスポーティな印象を与える存在となった。長く愛されるクラウンならではのブランドイメージを守る形でモデルチェンジを繰り返してきましたが、ゼロクラウンからは挑戦的なデザインが感じられる一台となっています。それを象徴する形として、エンブレムの書体も変更され、新たな試みを次々行ったのがこのゼロクラウンです。

GRS20#(2008年2月~2012年12月)

2003年12月8日に発売されたクラウン13代目は、ハイブリッド型の車両の販売にも力を入れて販売促進を開始した車両であります。シャープで曲線的な外観が印象的な車体を始め、長くクラウンを乗り続けるファンの期待を裏切らない優れたデザインとなりました。またハイブリッド車には、世界初となる試みとして全面液晶パネルのファイングラフィックメーターが搭載され、外側の見える部分だけでなく細かな点まで上質で使いやすい装備が施されました。


GRS21#(2012年12月~2018年6月)

2012年12月に発売された14代目のクラウンは、現行モデルとして街中で多く見かける世代の車両となります。13代目のロイヤルサルーンシリーズからロイヤルシリーズに名称を変えると共に、3リットル車を廃止しました。人気があり定番となっているクラウンですが、更なる顧客獲得を狙い本体車両の価格を見直しました。500万円以上の車両が400万円台になるなど、今まで予算面でクラウンを諦めていた方が購入を検討できる価格帯を増やして利用者を増やすことに成功しています。

まとめ

クラウンの歴代モデルを調べてみていかがでしたか?安全性が維持されて安定した走りと落ち着いた印象が今なお受け継がれるクラウンは、日本を代表するセダン車となります。世界の国々でも販売されていることから名前が知られているクラウンは、国内でもパトカーやタクシーに使用されていて、一般的な乗用車としての活用だけでなく幅広く親しまれています。英語で王冠を意味するクラウンは、まさに日本でも世界でもトップの存在として、これからも多くの方の快適なカーライフをサポートします。新たな購入や今使用中の愛車からの乗り換えを検討していて、これからの車選びに困っている方は、クラウンの魅力について更に追求して調べてみてはいかがでしょうか。