質感の高いインテリア×スムーズな走り!ダイハツのクオリティクルーザー アトレーワゴン

質感の高いインテリア×スムーズな走り!ダイハツのクオリティクルーザー アトレーワゴン

ダイハツアトレーワゴンの燃費は?

現行のアトレーワゴンは全車ターボエンジンを搭載しています。最新モデルの燃費は14.8Km/Lで、軽自動車のターボ車としては燃費は良い方になります。ターボによるハイパワーで伸びやかな走り、低回転からの力強いトルクを実現しており、出足のよさが気持ちの良い走りを支えます。2,450mmの長いホイールベースを取りながら最小回転半径は4.6mと取り回しも良く、衝突安全ボディ(TAF)と歩行者傷害軽減ボディを同時採用し、乗車している人にも歩行者にも頼もしく優しい車体になっています。2005年にフルモデルチェンジを行い、以降何度かマイナーチェンジをしていますが、フルモデルチェンジ以前の車両の燃費は14~16.4km/Lでした。古いものはターボエンジンが搭載されていないので、あまり燃費が変わっていないという現象が起きている珍しい車両です。



ダイハツアトレーワゴンの内装を検証

アトレーワゴンの車内は、車内長1,970mm、ラゲッジスペース容量が1,116Lと人も荷物も楽々運べる空間となっています。シートアレンジも多彩で、運転席から助手席へ等のサイドウォークスルーが可能です。天井は高く、床は低く、身長差は関係なく誰でも乗り降りが簡単に出来るようになっており、どのドアにも大型の乗降グリップが付いているので安心です。インテリアは優しい色合いで統一されており、無駄なく配置され、軽自動車ではあるけれど決して安っぽい空間ではありません。女性にうれしい機能としてフロントガラスにUVカット加工が施されており、暑い日の長時間ドライブでも日焼けを気にする事なくハンドルを握る事が出来ます。ラゲージルームの床面とリヤシートの背面には防水、防汚処理が施されており、アウトドアレジャーやマリンレジャーの道具、また園芸用品などをのせる時にも濡れや汚れを気にせず使えます。これらの内装は旧型のアトレーワゴンにはないもので、車の性能としてはあまり変化が感じられないとしても、内装は新型の方が圧倒的に良いものになっています。

ダイハツアトレーワゴンの値引き

アトレーワゴンの新車目標値引き額は、本体と付属品を合わせて15~17万円です。ワゴンタイプの軽自動車は多くのユーザーがいるので、あまり高額な値引きには応じてもらえません。ですが、このアトレーワゴンは近年フルモデルチェンジを期待されていたのに実施せず、なんと後継は同社のウェイクのバンタイプとなるような噂が出ています。現行モデルが末期なのだとしたら、交渉次第ではもう少し値引きができるかもしれません。新車の値引き額と中古車の価格を比べてみると、やはり新車の方が20万円近く高くなります。根強い人気のある車種なので、現行のモデルは中古車でも100万円を超える金額ばかりです。車検費用や車検までの期間、消耗部品の交換などを考えるならば、多少高くても新車で購入した方が維持費が少し安く済む分、お得感があるかもしれません。ただし、アトレーワゴンはエコカー減税の対象ではないので、他社のワゴンタイプと比較してしまうと割高感が否めません。



ダイハツアトレーワゴンの中古相場

2015年以降のモデルの中古車相場は141.8万円前後です。走行距離も短めで新車と殆ど変らないので、金額も新車と近いものになります。1世代前のマイナーチェンジのものだと96.3万円前後、中古車でも納得して手に入れられる金額に近づきます。アトレーワゴンのフルモデルチェンジは近年行われておらず2005年が最後となり、以降のものは同型とされるのですが、その中でマイナーチェンジが5回行われています。見た目は変わらなくてもマイナーチェンジの度に内装や性能は上がっているため、現行に近い車両はあまり値段が下がっていません。逆に走行距離が短くて状態が良くても、細かなマイナーチェンジの前のモデルに該当すると突然値段が下がっていたりします。アトレーワゴンの中古車はどのマイナーチェンジの世代に該当するかをよく確認してから購入したほうがよいでしょう。

まとめ

ダイハツアトレーは1981年、商用車ベースのハイゼット(のちのハイゼットカーゴ)の乗用版として誕生しました。商用車がスタートの為、ラゲッジの広さがセミキャブバンの中ではトップクラスです。その特性に注目したユーザーのニーズが商用以外に広がる事により、室内の居住性を高める進化を繰り返して来ました。中古車市場があまり大きな値下がりをしていないことからみても、常にこの車が検討の対象とされていることがわかります。広いラゲッジにキビキビと走るターボエンジンは、どんな使い方にも応えてくれる使い勝手のよい車です。価格の面でも軽自動車ならではの低価格を実現し続けていますので、セミキャブバンを手に入れようとお考えの方には、ぜひ検討候補に加えて頂きたい一台です。