家族でたくさん出かけたい！楽しさサイズ以上のトヨタのミニバン シエンタのスペックと中古相場

トヨタの「シエンタ」の燃費は？

シエンタの最新モデルにはガソリン車とハイブリット車、両方の設定があり、ガソリン車は20.6Km/L、ハイブリッド車は27.2Km/Lとなっています。一世代前のシエンタの燃費は17.2Km/Lで、ミニバンとしては特筆するような低燃費ではありませんでした。現在の新型シエンタは2代目で、初代シエンタは2010年11月に一旦販売終了となってしまったのに、2011年5月にマイナーチェンジと生産再開が同時にされた珍しいモデルでした。2015年にフルモデルチェンジを行い、大きすぎないミニバンという全体の大きさは継承されつつ、外観のデザインが大幅に変更され、ハイブリッドモデル、ガソリンモデルが同一車種内で並立となりました。

トヨタのミニバン「シエンタ」の内装は？

シエンタの内装色は標準でフロマージュ×ダークブラウン、注文時にだけ上級ファブリックとしてブラック×ブルーブラックを指定することが可能です。運転席にはシートリフターがつき、座席の上下の高さを変える事が簡単に行え、身長の違う人でも運転しやすくなっています。7人乗りですのでシートは3列ですが、3列目のシートは倒すと2列目のシートの真下に潜らせる形でスッキリと収納出来てしまうので、大容量のラゲッジスペースを確保する事が出来ます。低床なので乗り降りもしやすく、乗降ハンドルも各ドアに設置されているので安心です。スライドドアは挟み込み防止機能が付いているので、小さなお子さんが指を挟んでしまうなどの事故も防ぎます。シートレイアウトなどは一世代前のものと大きな変更はありません。

トヨタのミニバン「シエンタ」の値引き

シエンタの値引き額は本体から18万円前後、オプション20万円からの値引き4万円前後で22万円前後となっています。シエンタの新車価格は1.5クラスで198万円前後、中古車でも新型の同クラスでは同じ位の金額になります。新車は自分でオプションを決める事が出来、多少走行している状態ですので、本体の価格のみで考えるのでしたら新車で購入する方がお得です。中古だから安く手に入るとは限らないのが、モデルチェンジが最近行われたミニバンの特徴です。

トヨタのミニバン「シエンタ」の中古相場

新型シエンタの中古価格の平均は212.6万円です。人気車種なので新車とあまり変わらない金額です。新型は納車2カ月待ちとも言われ、すぐに車両が欲しい方は中古車を検討されてもそれほど大きな差はないでしょう。1世代前のモデルの中古平均価格になると144.1万円、見た目も燃費も新型と大きく変わるのですが、それ程値段は落ちていないようです。トヨタ車という信頼性と大きすぎないミニバンというコンセプトが支持されている証拠です。中古車でもかなりの数の台数があるので、車に詳しくない人が状態の良い物を選ぶのは難しいかもしれません。

まとめ

シエンタは根強い人気車種です。車を必要とする家族ならばその使い勝手の良さに助けられることが多いのではないでしょうか。広い車内空間を活かしてウェルキャブシリーズ（福祉車両）も設定されており、様々なニーズに応えられるようになっています。中は広いのに車体は大きすぎず、女性でも運転しやすい点は沢山の人に支持されており、中古価格の高さからみても長く乗っても価値の落ちない車と言えるでしょう。特に新型は燃費も向上し、外観はそれまでのトヨタの普通車とは異なり、トレッキングシューズをイメージし流線的なアクセントが加えられ、ミニバン特有の所帯じみた外観ではなくなっています。家族を乗せる、遊びに使う、どんな場面でもフレキシブルに対応してくれるスタイリッシュなミニバンです。