新開発のパワーユニット「e-POWER」を導入!日産のコンパクトカー 新しいカタチの電気自動車 ノート

新開発のパワーユニット「e-POWER」を導入!日産のコンパクトカー 新しいカタチの電気自動車 ノート

日産の新型ノートの気になる燃費は?

新型ノートのJC08モード燃費は、e-POWERなどの採用により、Sでは37.2 km/L、Xでは34.0 km/Lと、規格外の低燃費を実現しました。「e-POWER」とは、エンジンで発電してモーターだけで走るシステムで、環境への配慮はもちろん、瞬発力や加速などにも電気自動車と同様の優れた性能があります。外部からの充電を必要とせず、従来のガソリン車の感覚で使える次世代のエコカーなのです。旧モデルの燃費を見てみると、2015年7月にマイナーチェンジした「X DIG-S」が26.2 km/Lです。2016年発売のモデルにも引き継がれ、ノートのガソリンエンジン車では最も低燃費となっています。



日産ノートの内装や車内の使い勝手は?

ノートは室内長が2065mmあり、コンパクトカーながら後席の足元もゆったりとしています。ラゲッジルームにはベビーカーも載せられますし、リヤシートを倒せばゴルフバッグが3個積める余裕の空間が広がります。車内はブラックを基調とした重厚感のあるインテリアで、シートカラーはグレードによってブラックやホワイトなどのバリエーションがあります。新型ノートでは、下部分が平らになった「Dシェイプハンドル」が採用され、乗り降りもしやすさも向上しました。e-POWERはガソリンエンジン車と比べて全高が5mm、最低地上高が20mm低くなっていますが、室内の広さと内装は基本的には共通となっています。

日産ノートの新車値引き価格と中古車価格を比較

新型ノートは人気売れ行き共に好調で値引きが少なかったのですが、トヨタのアクアやヴィッツハイブリッドとの競合で、値引き額も次第に拡大してきました。現在の平均値引き額は16万円台に乗っており、新車の車両価格から引くと、購入金額はおよそ123万円から229万円ほどになる見込みです。中古車市場を見てみると、2017年式のXが約100万円から140万円で出ています。e-POWER Xは約160万円からで、オプションが付いて200万円以上のものもあります。新車価格はXが約149万円、e-POWER Xが約196万円ですので、お得感のある中古車も見つかりそうです。



日産ノートの中古価格と年式などによる傾向

新型ノートの中古車を調べてみると、e-POWERではXが一番多く、次はメダリストとなっています。価格は180万円台が多く、発売された2016年から2017年まで、年式による価格差はほとんどありません。登録済み未使用車や試乗車も出ていて、走行距離の少なさから見てもお得感が高そうです。220万円前後の価格帯にも様々なe-POWERが出ています。ガソリンエンジン車もXが多く、2016年式では100万円前後が中心です。走行距離が1万kmに満たないものも出ています。2015年式になると台数がぐっと増え、価格も50万円程度からと幅が広がります。

まとめ

日産の新型ノートe-POWERは、発電専用のエンジンを使い、自ら発電して走ることができる電気自動車です。従来の電気自動車のように充電を気にする必要もなく、モータードライブならではの滑らかで力強い走行性能を楽しむことができます。発電用エンジンを休止しての走行では驚きの静粛性も生まれます。また、アクセルペダルを戻すだけで強く減速する「e-POWER Drive」の採用で、アクセルとブレーキの踏みかえを減らせることも大きな魅力です。新型ノートは、e-POWERはもちろんガソリンエンジン車も低燃費で、環境性能も使い勝手の良さも向上しています。お買い得な中古車もいろいろ出ていますので、予算にも合うお気に入りの一台がきっと見つかることでしょう。