発売以来世代を超えて愛され続けているSUV。オフロード走行も楽しめるスズキ ジムニー

発売以来世代を超えて愛され続けているSUV。オフロード走行も楽しめるスズキ ジムニー

パワフルに走るスズキジムニーの燃費は?

ジムニーのJC08モード燃費は、5速マニュアルでは14.8km/L、4速オートマチックでは13.6km/Lです。ジムニーの現行モデルにはXGとXCがあり、車両重量はXCの方が10kg重くなりますが、モデルによる燃費の違いはありません。この燃費は、2012年5月から2014年3月の旧モデルも同じです。それより前のクロスアドベンチャーXAで13.6km/L、XLリミテッドで14.2km/Lなので、モデルチェンジによる燃費の変化は少ないようです。ジムニーの現行モデルは全てパートタイム4WDで、ターボも全車種に搭載されています。このため、燃費の数値は一般的な軽自動車と比べると低めになっています。



スズキジムニーの内装や車内の使い勝手は?

ジムニーの内装は機能重視です。スイッチやレバーなどは直観的に分かりやすく、使い勝手に優れています。インテリアはダークカラーを基調としており、シートもシンプルで飽きのこないデザインです。シートアレンジもワンアクションでOKという簡便さで、リヤシートを前に倒すと後部に十分な積載空間が生まれます。ジムニーはシンプルでコンパクトな車内に、様々な収納スペースが効率的に作られています。きちんと物がしまえる蓋付きのラゲッジポケットや、使いたいときにすぐ手が届くコンソールボックスなど、使い勝手の良い収納があちこちに設置されておりとても便利です。

スズキジムニーの新車値引き価格と中古価格を比較

ジムニーの新車価格は、129万6千円(XC・5MT)から169万1280円(ランドベンチャー・4AT)です。現在の平均値引き額は13万6千円なので、値引き後の価格は116万円から155万円ほどです。この平均値引き額は装備付属品込みの金額なので、実質的にはこれを多少上回ることになりそうです。中古車では、安いものは10万以下、高いものでは新車価格を大きくオーバーと、価格帯が非常に幅広いのがジムニーの特徴です。2017年式とまだ新しい車も出回っているなかで、価格は110万円からとお得感があります。



スズキジムニーの中古価格の動向は?

新しい年式のジムニーでは、2017年式のXGが120万円、ランドベンチャーが146万円前後で販売されています。2014年から2015年式では、各グレードが90万円程度から出ていますが、価格帯は幅広く、新車価格を超えるカスタム車もあります。多いのは130万円から150万円のランドベンチャーです。2012年から2013年式でも価格帯は90万円から180万円と広く、多く出回っているものはクロスアドベンチャーで120万円から130万円となっています。ジムニーはあまりフルモデルチェンジをしないことでも有名で、この価格からも人気の高い車であることがうかがえます。現行モデルは1998年にフルモデルチェンジされた3代目です。以降は1~2年ごとに細かいマイナーチェンジがされており、2014年の10型からガソリンや水温計などのメーター類がデジタルに変更されています。

まとめ

スズキのジムニーは「ジープ型のミニ」という意味が込められた車名の通り、頑丈で耐久性に優れた車体が持ち味です。1970年の発売以来、長きにわたってオフロードを楽しむ人々を中心に愛されてきましたが、近年では自然災害に強い車としても注目が集まっています。コンパクトな車体ながら、突然の雪や冠水した道路などにも対応できる走行性能も備えています。普段は気軽に乗れて、いざという時には頼りになる車なのです。駆動方式がパートタイム4WDなので、通常は2WDに切り替えておけば燃費が抑えられるというメリットもあります。ジムニーがあれば休日には自然の中を走ったり、悪路の攻略に挑んだりと、アウトドアの楽しみも広がります。街乗りにも趣味にもいざという時にも、いつでも活躍してくれるのがジムニーなのです。