日本一高い車はどれ?価格はいくら?日本車の新車価格について歴代上位4車種をご紹介

日本一高い車はどれ?価格はいくら?日本車の新車価格について歴代上位4車種をご紹介

日本一高い車、歴代第1位 ホンダ NSX-R GT

価格:50,000,000円

2017年現在、日本車の新車価格について歴代1位は、ホンダのフラッグシップ・スポーツカー初代NSXの特別仕様車である「NSX-R GT」です。2005年2月22日から3月22日までの1ヶ月限定で、スーパーGT選手権のレース出場に必要な形式認定を得るために、5台限定で販売されました。価格は日本車歴代最高額の5,000万円。結局、実際に販売されたのはわずか1台のみでした。
外観にはかなりの手が加えられていて、より大きな空力パーツをレース車両に使用するために、拡大された前後バンパーや、ボディエンドのリアディフューザー、ルーフ上の大型エアインテークが追加されています。通常のNSXが3〜4台買えるほど高額なモデルでしたが、エンジンやメカニズムについて特に変更点はありませんでした。



日本一高い車、歴代第2位 レクサス LFA

価格:37,500,000円

歴代2位はレクサスのスーパースポーツカー、「LFA」です。2010年から2012年にかけて、ハンドメイドにより1日1台のペースで500台が生産されました。3,750万円という価格にも関わらず、日本に割り当てられた165台は抽選での購入になるほどの大きな反響を呼びました。
LFA専用設計のヤマハ製自然吸気4.8リッターV10の最高出力は560psで、0〜100km/h加速は3.7秒、最高速度は325km/hを超える圧巻の性能を誇ります。スーパースポーツカーでありながら快適装備も充実していて、中でも高級オーディオメーカー「マーク・レビンソン」によるプレミアム・サラウンドシステムは12スピーカーからなる豪華な仕様でした。

日本一高い車、歴代第3位 ホンダ NSX

価格:23,700,000円

初代NSXに続き3位にランクインしたのは、ホンダの現行型の2代目NSXです。2017年現在、新車で買える日本車では最高額の2,370万円で販売されています。ちなみに、車名のNSXには「New Sports eXperience=新時代のスーパースポーツ体験」という意味がこめられています。
現行型NSXのドライブトレインは、3.5リッターV6エンジンと、エンジンをアシストするモーター1基、前輪を駆動するモーター2基を組み合わせた高度なハイブリッド・システムで、合計で581psを発揮。生産はアメリカ・オハイオ州の専用工場で行われていて、1日8台のペースで組み立てられています。



日本一高い車、歴代第4位 日産 GT-R NISMO

価格:18,700,200円

歴代4位は、日産が世界に誇るスーパースポーツカー「GT-R NISMO」です。2017年現在、新車で買える日本車では2番目に高額な1,870万200円で販売されています。2年連続スーパーGT選手権で王者となったノウハウを注ぎ込み、GT-Rの標準車と比べてさらに30ps増の600psの最高出力を発生する3.8リッターV6ツインターボエンジンが搭載されています。
カーボン製のバンパーやリアスポイラー、トランクリッド、バケットシートなどの専用パーツを装備し、もともと堅牢な車体を構造用接着剤でさらに剛性を高める「ボンディングボディ」を採用。メーカー直系のワークスであるNISMOにしかできない、特別なチューニングが施されています。

まとめ

ここまで、2017年10月現在での、歴代最も価格の高い日本車をご紹介してきました。公道でもなかなかお目にかかることのできない4車種。4位までが全てスーパースポーツカーという結果になりましたが、開発にかかる費用や、製造の手間や難易度、総生産台数の少なさを考えると妥当と言えるでしょう。
特に、歴代1位に輝いたホンダ NSX-R GTは5,000万円という価格もさることながら、世界にたった1台しか存在しないという希少性も相まって、今後も価値が上がっていくかもしれません。これから先、5,000万円を超える価格の日本車が販売されることはあるのでしょうか?さらに魅力的な日本車の登場に期待したいですね。