くさい車を消臭する4つの方法は?

くさい車を消臭する4つの方法は?

車内清掃を徹底的にする

においの原因は様々ですがとにかく元を断たなければなりません。消臭剤や芳香剤を使う前に、天気の良い日に徹底的に車内清掃をしましょう。

生乾きのフロアマットを放置するとカビが繁殖して悪臭がします。フロアマットは、洗剤で洗って日に干し完全に乾かしましょう。

車内に掃除機をかけ、チリや髪の毛などを取り除きます。エアブローで掃除機が入らない部分のホコリを飛ばします。

その後丁寧に、天井、シート、ダッシュボード、窓、フロアカーペットなど丁寧に拭き掃除をしていきます。基本的には水拭きのみでも十分ですが、台所用洗剤を少し溶かした洗剤水をつかっても良いです。シートや天井など布部分は専用のクリーナーを使ってもいいでしょう。特にタバコのヤニがついている場合はきれいにしましょう。革張りのシートなどの場合も水拭きせずに専用のものを使います。



重曹で拭き掃除

重曹も車の消臭に効きますので、しつこい臭いの場合は重曹を使ってお掃除するといいでしょう。重曹は100円ショップにも売っていますし、薬局やホームセンター、スーパーなどで買えます。洗剤よりも安く車以外のお部屋のお掃除に使えるので便利です。

シートに直接重曹をふりかけるという方法もあります。シートに重曹をふりかけて一晩放置し、掃除機で吸い取ります。ただし、重曹ふりかけはお掃除が大変になりますので、重曹水を使ったお掃除でもかまいません。水に重曹を溶かして重曹水をつくり、含ませた雑巾で拭き掃除をするのも効果的です。ただし革シートは痛むので使えません。

エアコンをきれいにする

車内清掃だけでどうにもならないのがエアコンの臭いです。エアコンのにおいは、内部についた汚れやカビ、菌などが原因です。応急処置としては下記の方法が使えます。
・A/Cボタンを切る→設定温度と風量を一番高くする→10分ほど窓をあけて換気する
しかし、あくまで応急処置で、またすぐ臭くなります。ただし、この方法を時々行うことでエアコンのカビなどを予防することができます。

エアコンからの悪臭には、フィルター交換をします。1~2年に一度程度エアコンフィルターの交換が推奨されています。説明書を読みながら自分で交換することもできますが、工賃もそれほど高くないので難しい方はプロに頼むとよいでしょう。

それでもエアコンのにおいが気になる場合はカー用品店などでエアコン内部の洗浄をしてもらうとスッキリします。3,000円~5,000円程度でおこなってもらえます。



市販の消臭剤を使う

車内をきれいにした上でも、まだにおいが気になる場合は市販の消臭剤を使ってみましょう。ただし芳香剤的な良い香りがするものよりも、無香料で無臭の消臭剤の方がいいと思います。芳香剤の香りが苦手、気分が悪くなるという方は多いからです。芳香剤と悪臭がまざってさらにひどいことになる場合もあります。

消臭剤にもいろいろなタイプがあります。
・スプレータイプ
・スチームタイプ
・エアコンスプレータイプ
・灰皿使用
・置き型
・エアコン取り付けタイプ
・炭
・光触媒
ホームセンターやカー用品店で、手にとってしっくりきそうなものを選んでみてください。

まとめ

車の消臭の仕方について4つ書きました。車がくさいと人が乗せられない、車酔いの原因になるなど車の臭いは困りものです。また、しつこい臭いは車を売る場合、査定にも響きます。しかし、人間が日々乗る以上は、いやな臭いは避けられないものですね。

車の消臭には、第一にていねいな車内清掃。またエアコンから悪臭がする場合には、フィルター交換や内部の清掃です。その上で市販の消臭剤などを使うといいでしょう。ぜひ、気になる車のにおいを除去して、爽やかな車内空間にしてみましょう。そして、恋人や家族や友達と楽しいドライブを楽しんでくださいね。