危険!車のタイヤがパンク!パンクの原因は?
- 2017.12.06
- エンタメ
釘や異物が刺さる
タイヤのトレッド面(接地面)に釘やガラスなどが刺さると起こるパンクです。
パンクの原因として一番多いと言われています。
このパンクは走行中に前輪で釘などを立ててしまい、それを後輪で踏むケースが多いため、後輪によく起こります。
最近のタイヤは釘などが刺さってもすぐには空気が抜けにくい構造になっているので、何かが刺さってもすぐにパンクになるわけではありません。ただ、そのまま放置しておくと、徐々に空気が抜けていきパンクしてしまいます。
釘などが刺さっているのを発見しても無理やり抜かず、落ち着いて近所のガソリンスタンドや修理工場に行くようにしましょう。
縁石などに乗り上げたりサイド面をこすってしまう
縁石などがあることに気づかずバックなどをして、乗り上げたりこすったりすることがあると思います。
見た目には特別変化もなく、大丈夫だろうと放っておく方も多いと思いますが、タイヤはぶつけたりこすったりする衝撃によりダメージを受けていますので、気づかないうちに空気圧が低下していき、パンクやバースト(破裂)してしまうことがありとても危険です。特にサイド面は接地面よりも弱くできていますので、注意する必要があります。
もし縁石などに乗り上げてしまった場合やこすってしまった場合は、そのままにせず、タイヤ専門店や修理工場などにパンクしていないかのチェックと、空気圧のチェックをしてもらうようにしましょう。
ホイールリムの変形
タイヤが縁石に乗り上げてしまったり、アスファルトに空いている穴に落ちてしまったりすると、ホイールリム(ホイールの外周部分)が変形してしまうことがあります。
その結果、ホイールリムの変形によってできた隙間から、空気漏れを起こしパンクしてしまうことがあります。
最近のタイヤには丈夫なリムガードがついているものも多く、衝撃に強くなっていますが、稀に衝撃によりホイールリムだけ変形してしまう場合もあります。また、ホイールとタイヤのサイズが合っていなかったり、車軸ごとに違うサイズのタイヤを履いていたりすると、ホイールリムの変形の原因になる場合もありますので、注意しましょう。
アスファルトの穴に落ちてしまうなど、普段と違う衝撃があった場合には、すぐに空気圧のチェックをしてもらうようにしましょう。
タイヤの空気圧が適正でない
高速道路での高速走行や重い荷物を載せて長時間を走る際に起こるパンクです。
高速走行や長時間の走行では、普段に比べてタイヤに大きな負荷がかかります。
特に空気圧が低い状態で高速道路を走行したり、長い時間走行し続けたりすると、タイヤのたわみが大きくなります。そうするとタイヤが熱を持ち、やがてはパンクやバーストしてしまいます。
タイヤの空気は知らず知らずのうちに自然と抜けていくものです。普段からこまめにチェックをすることも大切ですが、高速道路に乗る前や、長時間のドライブの前には、ガソリンスタンドなどでチェックしてもらい、適正な空気圧で走るようにして下さい。
まとめ
縁石に乗り上げてしまったり、普段と違う衝撃があったりしてパンクかな?と思うこともあるでしょう。
その際は、そのまま放置しておくのではなく、自分でスペアタイヤに交換するか、「ガソリンスタンド」「修理工場」「タイヤ専門店」「ディーラー」などにいって、適切な処置をするようにしましょう。
もし、近くにそのような施設がない場合は、「ロードサービス」など緊急で対応してくれるところに相談するのもいいと思います。
大きな事故を未然に防ぐということは、運転する側としての責任です。あれ?っと思ってすぐに対応することも大事なことですが、普段からこまめに車をチェックするという習慣をつけていくことが非常に大事だと思います。
この記事を読んで気になるところがあった場合には、すぐに対処して、安全なカーライフを楽しむようにしてください。