愛車の塗装を長持ちさせる4つの方法を解説!
- 2017.12.08
- 車の知識
駐車場の選び方
塗装面の最大の敵は自然現象です。現在の日本は年々気温が上昇、地球規模でも海水温度の上昇が懸念されています。自動車が一般に普及を始めて半世紀が経ち、自動車メーカーの塗装技術も大幅に向上し塗装は強くなったといわれていますが、やはり日光、雨、風は車の塗装の大敵です。塗装ばかりではなく、ゴムやプラスティックの部分の劣化も進行します。そのため、愛車が走っていない時は屋根付きのガレージでの保管がベストになります。ガレージに次いで望まれる保管場所は、地面がコンクリートやセメントの駐車場です。日光などは避けられませんが、雨天時の泥跳ねや晴天時の水蒸気が車の大切な底の部分に当たることが無くなります。これらのことから洗車の回数も減り、愛車の塗装にキズが付く機会が減ることも、愛車の塗装の寿命が伸びる要素といえるでしょう。
洗車の仕方
車にはボディの材質上すごく小さい砂が付いています。ボディカラーによっては、全く何も付いていないように見えることがありますが、付くものだと思っておいてください。洗車機が手軽に洗車できますが、洗車の強弱ができないので、汚れのひどいところは残ることもあります。そのため、手洗いの洗車をオススメします。まずはたっぷりの水で汚れを落としましょう。ホースを使う場合はシャワータイプのノズルも有効です。次に洗車専用の素材を使ったタオルを使います。水をかけながらボディを洗います。普通のタオルはボディにキズが付きやすく、ボディに付いた傷に砂が付着してして傷を広げていくという悪循環が待っています。洗車時にシャンプー剤を使う必要は時にありません。最後に吸水性のタオルで素早く拭き取ります。屋根から拭いていくことが基本です。水滴にはレンズの効果があり塗装を痛めてしまいますので、キチッと拭ききることを心がけましょう。
コーティング
コーティング技術は私たちの生活にすっかり浸透しています。油がいらないフライパンのコーティングが一般的でしょうか?コーティングは表面上に膜を作り、その素材を守っています。成分ではフッ素、シリコン、チタンが選ばれています。車業界もワックスからコーティングへと愛車を守るスタイルが変わってきました。特に新車のきれいな状態での塗装へのコーティングは効果が続く傾向にあります。メーカーによっては1年~3年の保証を付ける車種もあり、販売競争のアイテムになっています。雨の多い日本は他の国よりマイカーの管理が難しいので、外国産の車のオーナーは塗装を守っていくために更なるメンテナンスが必要と考えておきたいものです。
愛車に乗るタイミングを選ぶ
これはちょっと厳しいアドバイスですが、夏のシーズンには極力車に乗らないことが愛車の塗装をキレイに保つ方法です。塗装ばかりか電装部分や室内を痛めてしまう暑い時期は本当に避けるべきです。紫外線が塗装に与えるダメージは大きいと考えてください(人のお肌にも影響が大きいですね)。しかし、実際はそうもいかないので、ドライブなど長距離を運転する場合には、日差しの弱まる時間帯(早朝や夕方、夜)をオススメいたします。
まとめ
車は高価なもので、人生の間で車の買い替えは数回ほどではないでしょうか?世界中に数多くある車の中から厳選を重ねて所有している愛車には、いつまでもきれいで輝いていてほしいと思うことでしょう。車の塗装面をきれいに保つ方法は各所で披露されています。所有されている車に適した方法を見つけ、愛車の塗装を守っていきましょう。