車のごく浅い傷や小さな穴なら自分で消すと安い!部位別に修理・補修する方法をご紹介

車のごく浅い傷や小さな穴なら自分で消すと安い!部位別に修理・補修する方法をご紹介

バンパー:ごく浅い傷はコンパウンドとスポンジで磨き上げる

バンパーは、コンパウンド用スポンジ(価格560円~)+コンパウンド極細(価格700円~)→コンパウンド液体(価格800円~)の順で磨き、傷を消します。
バンパーのごく浅い傷の修理法を紹介します。まず、バンパーを水道水などで水洗いしてゴミや汚れを除去します。次にコンパウンド用スポンジにコンパウンド極細をつけて磨きます。スポンジが少し凹むくらいの力で、直線的に動かし、傷が消えたら完了です。
次に新しいスポンジに液体コンパウンドをつけ同じように磨き上げます。ポイントは、コンパウンド極細用と液体コンパウンド用に別々のコンパウンド用スポンジを使うことです。最後に塗装に合ったワックスで磨き上げます。以上の作業で完了です。


ボディ:ごく浅い傷は缶スプレーで重ね塗りした後トップコートで仕上げ

ボディはシリコンオフ(価格650円~)→缶スプレー(価格1000円~)→トップコート(価格650円~)で傷を消します。
ボディのごく浅い傷の修理法は、最初にボディを水道水などで水洗いしてゴミや汚れを除去します。次にシリコンオフやアセトンで脱脂した後にタオルなどで磨きます。傷が凸凹していた場合は、サンドペーパー(価格600円~)で平らにします。
ボディカラーと同等色の缶スプレーをボディの傷から8cm程度離して、傷に平行移動させながら塗装します。この時に、一度に傷を消そうとせずに何度かに分けて塗装すると液だれが発生しづらくなります。塗装が完全に乾かないうちにトップコートを缶スプレーで塗装した範囲より少し広範囲に吹き付けます。少し広範囲に吹き付けることで、他の塗装面との境が目立たなくなります。以上の作業で完成となります。

マフラー:小さな穴はパテ埋めし耐熱テープで補強して穴埋め

“マフラーは耐水サンドペーパー(価格200円~)→シリコンオフ(価格650円~)→マフラーパテ(価格900円~)→マフラー耐熱テープ(価格900円~)で小さな穴を埋めます。
マフラーの極小さな穴の修理方法は、まず、穴とその周辺を耐水サンドペーパーで磨き、錆や汚れを除去。次にシリコンオフやアセトンで脱脂した後にタオルなどで磨きます。
指でマフラーパテを穴に入れるように塗り、更に穴の周辺に盛るように塗ります。
マフラーパテは、取り扱い説明書に書いてある乾燥時間を守って乾燥させてください。乾燥時間が足りないと、マフラーの排圧によってマフラーパテが剥がれてしまうことがあり注意が必要です。マフラーパテが乾燥したら、マフラー耐熱テープを貼り付けて補強します。以上で作業は完了です。”


アルミホイール:マスキングしアルミパテで埋めて研磨し擦り傷を補修

アルミホイールはマスキングテープ(価格300円~)耐水サンドペーパー(価格200円~)→シリコンオフ(価格650円~)→アルミパテ(価格1400円~)→耐水サンドペーパーで研磨して擦り傷を補修します。
アルミホイールの擦り傷の修理方法は、まず、傷と傷周辺のタイヤやアルミホイールの内側にマスキングテープを貼って作業による傷つきなどを防ぎます。次に擦り傷とその周辺を耐水サンドペーパーで磨き、ゴミや汚れを除去。次にシリコンオフやアセトンで脱脂した後にタオルなどで磨きます。
アルミパテを擦り傷と傷周辺に盛るように塗ります。アルミパテは、取り扱い説明書に書いてある乾燥時間を守って乾燥させてください。マフラーパテが乾燥したら、同じようにマスキングテープを貼り、耐水サンドペーパーで研磨します。以上で作業は完了です。

まとめ

・バンパー:ごく浅い傷はコンパウンドとスポンジを使って磨き上げます。
・ボディ:ごく浅い傷は下処理をした後に缶スプレーで重ね塗りし、その後トップコートで仕上げ。
・マフラーの小さな穴はパテ埋めし耐熱テープで補強して穴埋めを行います。
・アルミホイールの擦り傷はマスキングしアルミパテで埋めて磨き上げます。
車の僅かな傷であっても、業者さんに修理を依頼するとそれなりの修理料金を請求されることがあります。ただ、ご紹介した傷や穴の修理方法であればお安く済みますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。車に傷や穴ができても、自分で修理すれば車に愛着が沸いてくることがあります。