車の住所変更はどうすれば?手順別に紹介!
- 2017.12.07
- エンタメ
まずは自身の免許証から!運転免許証の住所変更
運転免許証の住所変更ですが、実は住所変更しなくても運転自体に
特に悪影響はありません。しかし、変更しないと免許更新の案内が届かないため、
免許更新に気づかずに、いつの間にか失効しているという事態になります。
そうならないためにも、しっかり住所変更をしましょう。
住所変更には、新住所を所轄する「警察署」あるいは「運転免許センター」に
行く必要があります。場所をホーム-ページでしっかり確認してから向かいましょう。
ただし、運転免許センターでは免許更新の申請を行っている人達も
いらっしゃいますので、警察署に行くほうが時間がかからずに済みます。
意外と見落としがち!自動車保管場所証明書の申請
自動車保管場所証明書の申請手続きですが、これは次に必要な
自動車検査証の住所変更の際に必要になってきます。
この自動車保管場所証明書の申請は、運転免許証の住所変更と同様に
警察署で手続きが可能です。ただし、この自動車保管場所証明書の
手続きが可能な期間は、車庫が変わった日から15日以内となっています。
引っ越しで住所が変わった際は、運転免許証の住所変更と一緒に
速やかに手続きをするべきでしょう。幸いにも免許証と同じ警察署で
手続きができます。
また、この後の自動車検査証の住所変更をすると自動的に前住所の
自動車保管場所証明書の効力はなくなるので、別途抹消手続きは不要です。
本格的に引っ越し!自動車検査証の住所変更
ここからは本格的に自動車検査証の住所変更手続きを行います。
この自動車検査証の住所変更も、車庫が変わった日から15日以内という
期間制限があるので注意しましょう。
この自動車検査証の住所変更は、軽自動車か普通乗用車かにより手続きの
場所が異なります。軽自動車は軽自動車検査協会により、普通乗用車は
新住所を管轄する陸運局で手続きを行います。また、自動車保管場所証明書の
申請手続きをしていないと、自動車検査証の住所変更はできませんので、
しっかりと順番は守りましょう。
この時、一緒に車のナンバーの変更も可能です。必須ではないですが、
もしナンバーを変更する場合は、車で出向くようにしましょう。
保険もしっかりと変更を!自動車保険の住所変更
この手続きで最後ですが、自動車保険の住所変更を行います。
自賠責保険と任意保険の2つの住所変更が必要になります。どちらも加入している
保険会社で変更手続きができるので、電話で連絡するのが1番いいでしょう。
しかし、自賠責保険と任意保険が加入している保険会社が違う事も中にはあります。
その場合、自賠責保険の会社と任意保険の会社と別々に手続きをする必要が
あるので、保険会社は事前に確認しておきましょう。
任意保険の場合、ダイレクト型というインターネットで加入するタイプの
保険がありますが、その場合でも電話連絡で変更は可能ですのでご安心を。
忘れたら手続きできない!各手順毎に必要な書類
上記で住所変更の手続きは以上ですが、手続きごとに必要な書類を
紹介していきます。まず住所変更にあたって、新住所先がわかる書類が
必要となります。住民票を用意したほうが確実でしょう。
免許証の住所変更の際は免許証・印鑑及び申請用の写真。自動車保管場所
証明書の申請には、専用の申請書と印鑑に、保管場所の所在図と使用許諾証明書。
自動車検査証の住所変更には、自動車保管場所証明書と専用の申請書、
自動車税申告書と自動車検査証になります。自動車保険の住所変更は
特に書類等は不要です。全ての行程で印鑑と住民票は必要になるので、
しっかりと準備しておきましょう。
まとめ
車の住所変更に必要となる手続きや書類は、予想以上に様々な手続きや多くの
書類が必要となります。単純に車を新住所へ動かして、自動車検査証の住所変更をして
終わりという訳ではありません。また、必要な書類も単純に自動車検査証と住民票だけでは
あります。
これだけ聞くと時間がかかって面倒のような印象がありますが、免許証と自動車保管場所
証明書の変更及び申請については同じ警察署内で可能で、自動車保険の住所変更は
電話だけで終了することがほとんどです。同時進行でできることも多いので、
面倒がらずにしっかりと手続きを済ませましょう。そうすれば新住所でドライブを楽しめます。